「食事を変えてもいいかも!?」
CTNブログ家族、親子、子ども・親との関係など日常生活での気づき、趣味参加者の声神奈川県在住の水島です。
先日、妻の両親と食事について話した時の出来事です。
今までは実家に遊びに行くと、いつも肉料理や揚げ物を用意してくれていました。
ところが、昨年二度義父が体調を崩すことがありました。食事や栄養について勉強している僕としては、義父に体調を崩さず過ごしてほしいと思い、これまでに何回か食事の見直しをこと細かく提案していました。
ですが、妻の両親は頑固!!
「うーーん」という返事だけで結局食事が変わらない(>_<)
そこには、「お肉を食べないと元気が出ない!」というパラダイム※があったのです。
そのため、コレステロール値が高いのにも関わらず、
ほとんど毎日肉料理、もしくは揚げ物を食べていたのです。
私のほうも「絶対変えて欲しい!」「間違った食事だから直さないと!!」と力が入っていました。
パラダイムシフトコミュニケーション®の講座に参加して、選択するのは両親なのでこちらからは強要せずに任せる。
食生活を変えてもいい、変えなくてもいい。
そして健康に過ごしてほしいという想いが明確になりました。
すると全く力が入らずに
今日の天気の話をするように、何気なく
「具体的に食事がこんな風に体に影響しているかも」
「食事を変化させたらこんな風に体調が変わるかも」
ということを伝えることができました。
すると
義父は
「そうか。そんなこと医者も教えてくれなかった!」
義母は
「変える前にまずどんな食生活か記録してみてもいいかも」
「お肉の食べる量を減らしてもいいかも」「揚げ物の頻度を減らしてもいいかも」
と、自分達で食事の見直し案を検討し始めたのです。
いつの間にか「お肉を食べないと元気が出ない!」というパラダイムが影響しない会話が始まっていました。
その後、1か月ぶりに妻が連絡してみると
もうすでに食事を変えていて
「体重が1㎏減少して体調も良い感じ(^^)」
ということを教えてくれました。
さらには
「次に会う時にはさらに2㎏くらい痩せてもっと元気かも~」
とのこと。
こちらからは食事を見直したら、という提案だけで、自分たちで具体的な方法を編み出して実行していました。
頑固だから無理!と思ったことが、力もいれず、無理強いすることなく、軽やかに変化した出来事でした。
※パラダイム:価値観の枠組み。詳しくはコミュニケーショントレーニングネットワーク®の講座で扱います。