10年断り続けたことを自分にやらせたら、なりたい自分に近づけました!
CTNブログ家族、親子、子ども・親との関係など自分自身の生き方、変化、成長日常生活での気づき、趣味スポーツ私は、福岡在住の2児のワーキングマザーです。
学生の頃、バレーボールを10年間やっていました。最初は友達がするからなんとなくやり始め、今思えば、心から楽しんでプレーしたことはありませんでした。その証拠に社会人になった私は、バレーを一切しなくなっていました。
息子(中学2年)が生まれてしばらくして、地域の体育行事に参加したのをきっかけに、一年に一度、地区のバレーボール大会に参加するようになりました。
一年に一度の大会でしたので、運動不足の状態で試合だけ出ては、翌日は完全に筋肉痛。幸いにも大きなケガをすることはありませんでしたが、若い頃とは明らかに違う体の動きに、「来年こそは練習して、体力つけて望もう!」と思うのですが、何もせず1年が過ぎ、次の年も同じ…更に、体の衰えは着々と進み、ジャンプ力もスピードも持久力も落ちてきているのを毎年実感していました。
娘(小学2年)が生まれ、仕事上の立場が変わり、いよいよ忙しくなると、「来年こそは!」という思いすら起こらなくなっていました。
それでも、年一回の大会に出場すれば、MVPを獲得する年もあり、自分の中で「これでいいや…」としていた部分がありました。
そんな私なのに、地域のママさんバレーチームのキャプテンからは、「うちのママさんバレーチームで一緒にやろうよ!絶対楽しいから!」と誘われたり、「お願い、入部して!」と強引にお願いされたり。会う度に声をかけてもらっていました。
「一緒にやろうよ!」とキャンプテンに声をかけてもらう度に、「やってみたい!」という気持ちが一瞬だけ湧くのだけれど、私はいつも「え~忙しいから、ちょっと今は、きびしいですね~」と、やりたい気持ちを燻らせ、現実の生活をみても、仕事と家庭のことでいっぱいいっぱいになり過ぎていたこともあり、ずっと断り続けていました。
そんなとき、私はコミュニケーショントレーニングネットワーク®️(CTN)の連続講座に参加しました。
講座では毎回宿題が出るのですが、それに取り組む中で、自分が今まで色々なことを、自分で決めたはずなのに、どこかで「誰かにやらされている」として、やらされ感でやっていたことに気づきました。誰かや何かのせいにすることで、自分の前進を止めているのは自分自身であることに気づいた時、物事を「できるかできないかで決める」のではなく、自分の意志で「やるかやらないかを決める」のだと、考えることができるようになりました。
ある日、ママさんバレーチームのキャプテンに会いました。「また勧誘されるかも…」という考えが頭によぎった矢先、「どうする~?」とだけ聞かれ、少し拍子抜けしました。
そして、「私は一体、どうしたいんだろう??」と、自分に正直に問うことができました。すると、「子どもにキラキラしているお母さんの姿をもっと見せたい!」という思いがどんどん湧いてきて、「バレーボールを本格的にやるぞ!」という気持ちが固まって、心もすっかり晴れてママさんバレーチームに入ったのでした。
現在、チームに所属し平日の夜に週2回の練習をしています。仕事などの都合で2時間のところが30分の参加になったり、お休みすることもあります。また、身体のメンテナンスを整骨院で行いながらのプレーなのですが、自分で選んで自分で「やる!」と決めたことだから、今は、バレーをしていると、本当に楽しくてしかたがないのです。
「子どもにキラキラしているお母さんの姿をもっと見せたい!」としてチームに所属することを決めた私なのですが、練習に一緒についてきていた娘は「私もやりたい!」と言い出して、ジュニアバレーを始めました。
そして、その娘が先日、私に言いました。
「将来はバレーボール選手になりたい!」
「ママ、バレーしてるときすっごくいいよ!ママが一番上手!」
そう言われて、「実業団に所属経験のあるチームメンバーもいて、私が一番上手なはずはない。でも、嬉しい!」と、娘の言葉は私の心に響き、承認されたことが本当に嬉しかったです。私がバレーをすることで、娘によい影響を与えることができたのかなとも思っています。
チームのキャンプテンに誘われ続け、断り続けた10年。
自分の本当の気持ちに従って「やる!」と決めたママさんバレーチーム。
参加して1年半が過ぎた今、グッとなりたい自分に近づけた感覚があります。
2020年はスポーツイヤー!です。
ママさんバレーも盛り上がっており、なんと今年は全国大会が福岡であります。
できるかできないかではなく、「やる!」と決めて、全国大会を目指します。