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2022年07月27日

『洗濯モード』で、自分をリデザイン

自分自身の生き方、変化、成長日常生活での気づき、趣味CTNブログ講座・イベント情報、報告、講座に参加して未分類

パラダイムシフトコミュニケーション🄬を連続講座で取り組み、世に数多ある『ノウハウ』では原理的に得られないだろう面白さに魅せられ、トレーナーにもなった田中です。目下、自分のリデザインを楽しんでいます。

 

この2年間ですっかり在宅勤務がスタイルになりました。

在宅勤務者への期待値が上がることがら・・・が何だかおわかりでしょうか?

はい、そうです。家事です。

私の家事比率は2022年度に入り本格的に爆上がりしています。

そのときとても重要な問題になったのが・・・ 洗濯 でした。

 

 

当初はよく、こんなことになっていました。

洗濯機を回して洗濯物ができあがっても、そのままになる。

洗濯機はぴーぴーぴーと鳴って知らせてくれますけれど、

大概そのときは別のことをしているからです(・・・食器洗い、とか・・・)。

 

やがて在宅勤務が始まります。

洗濯機はひっそりとしています。

わたしは仕事をし、昼を超え、夕方になる。

 

勤め先の定時の時刻を超え、仕事モードを解く自由が得られやすくなるころ、

夕日は落ちて、外は青暗さに覆われています。そこで、我に返る。

やらねば(干さねば!)。

ただ、そこから干しても、惨敗なのです。

洗濯機の中で一日中眠ったタオルや服は、かびた匂いをまとってしまっているのです。

このにおいに非常に敏感(もちろん『嫌い』の方向)な嫁さんは、

帰宅するやいなやそのことを感知し、

「干さなかったでしょ」。

・・・これが、刺さります。

 

わたしとしても、せっかく自主的に(みんなのために)洗濯したのに、やり直す羽目に。

自分の労力も無駄になり、家人をもがっかりさせる。しかも洗濯は振出しに戻っている。

ほんと、二重三重に残念な事態。

 

洗濯は『めんどうくさい』。

『洗う』、洗ったものを仕分けて『干す準備』をする、前回の洗濯物を『取り込む』、取り込んだ洗濯物を『たたんで仕分ける』、仕分けた洗濯物をタンスに『配達し収納する』・・・『めんどくさい』プロセスの連鎖で、しかも生活する限り終わることがない・・・

 

 

ところがこれ、何とかなったのでした。

 

■ ■ ■

 

私の場合、それは、

『大量のもの』に

自分の行動が影響されないモードの開発、または呼び起こしでした。

 

異なるものが50個60個と大量にまざりあっているもの(洗濯物)を仕分けする。

手始めに1点2点を処置しても、残りが大量にある。いつ終わるか想像もつかない。

7つくらいやると疲れ果てて止まる。

 

これは肉体が疲れるのか? いえ、アタマが疲れるのです。

いったいあといくつあるのか・・・こんなにまだやらねば終わらないのかと。

それが、行動を止めてしまう。

 

そこで、ここに違いをつくることにしました。

 

 

「行動を止めない自分ってどんな自分?」

思いつくまま挙げていきました。

 

・たくさんあることは、人間にとってダメなのか?

・人間には沢山のモードがある。

・本来、知恵とか、視点、ものの観方などは『無尽蔵』だ。

・そういえば『無尽蔵に湧き出る人』は、自分の近くにもごろごろいる。

・夢中になっているときは、何がいくらあっても平気。時間も気にならない。

・『無尽蔵』に湧いてくるアタマの状態って、わたしは大好きだったりする。『ゾーン』だ。

・『無尽蔵』は、人に喜々として歓迎される。そして触れた人はときに一緒になって、これもあるかも、これもあるかも、と楽しむ。

・そんな在り方、そんな脳みそを人間はもっている。

 

すると、

洗濯機の中の洗濯物の感じ方に変化が。

 

青い

濃い青に、ピンクの縁取り、文字。

これは、チアダンスのユニフォームか。

先週は『シェキラ』を踊っていたな。

 

グレー

紺色で刺繍・・・馬・・・だなこれは

こんなシャツ、嫁さん持ってたんだ。

襟をこう折ると、しわにならないでいいかなあ

 

この靴下・・・

なんて書いてあるのだ?

HAPPINESS、FUTURE、BRIGHT

それでハートマーク。

黒地に白い線。なるほど。明るい。

さすがに、かわいいね。

 

黄色

タオル

ピンクに、オレンジの縞模様。

ああ、これ、伊丹に単身赴任で行くときに、5枚セットで買ってもらったやつだな。

大阪生活は、やってよかったなあ

 

・・・・

 

物体として手に取った洗濯物その1個について、ひとつひとつ気にかけ、思いを馳せていました。

これって時間の無駄・・・?

と、一瞬よぎりましたが、それを脇に置いて続けます。

 

 

そこにあるものは、すべて個々に異なる存在でした。

靴下を、シャツを手に取れば、

愛着やら、イメージやらが湧きおこります。

これにはあれをやろう、これをやろう。関係するあれはどうだったかな・・・出てくるものを味わっていき、バサっとかごの上にかけて、仕分けを完了したら次の洗濯物へ。

 

いつしか『大量のもの』はわたしから消え去り、代わりに汲めども尽きぬ何か-『無尽蔵』-が、そこに現れていました。

 

 

■ ■ ■

 

ここまで。

まったくひとりごとの世界であり、みなさんに述べるのにあたり、恥ずかしさが正直ありますが、

これ、わたしには、世紀の大発見!

だったのでした。

 

なぜならば、それ以来

大量にやることが残っていて、それがためいつまでも手が付けられない種々のこと・・・

これらの打開に、応用範囲ひろく有効だったからです。

みなさんには、そういうもの、なにかおありですか?

 

例えば、その後、

学生時代に読むのを止めた書籍を今解読していたり、

これまでやってこなかった新しい技術分野の習得にとりくめたり、

毎日花を変えたり、水を取り替える、ができるようになったり、

後回しにしている自分の事項に、順に手を付けていくなどなど、

止まっていたことをあらためて動かすフットワークが生まれ、

それを意図的に狙ってできる楽しみを掴んだのです。

自分の、リデザインができます。

 

 

「洗濯よ、ありがとう!」

 

 

そして、もう一つ私の中に起きてきた感覚は、

『洗濯物のようなものは、わたしにまかしておきなさい!』という感覚です。

なんだ、『できない』としていることでも、やっぱりできるんじゃん。

『できない』としていたのは、単なるひとつの価値観、くせ、のようなもの、だったわけだ。

 

先日、

「今までめんどうくさくてできなかった家事ができるようになったんです」と人に話したら、

「えー、家事好きなんですか?」と聞かれました。

そういわれてみると、どうなんだろう?

この新しい感覚は、家事が『好きだから』やれている、のとは違うなあ。

 

好きだからやる、嫌いだからやらない、とは異なる行動モード、『洗濯モード』。

そんなものが手に入ったのかもしれません。

 

※ パラダイムシフトコミュニケーション🄬で扱う、『可能』というセンスその他を『洗濯』に適用する試みとしてやってみました。詳しくは、講座でぜひご自身のセンスとしてお加えください!

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