「頑張る」も「楽々」もどちらも有り。思いがあり、叶えようとするからしあわせに働くことができる!
CTNブログ日常生活での気づき、趣味仕事、ビジネス、経営、組織づくりIT企業で働くKです。
長年、ITが好きでも得意でもないと思いながら、リーダーとして企業向けシステムの保守開発を担当してきました。
そして、ITが好きでも得意でもない割には、いつもそれなりに楽しく働いてきました。
2年前、同じ部門の中でチーム力や働きがい向上施策の企画推進専任者になりました。
コーチングの導入等、以前からあたためていた案を次々に実行し、結果をつくることができました。
開発と違って、わたしにとって難しいことが何もなく、遊んでいるような感覚の1年でした。
それなのに1年後の全社の働きがい調査の結果、所属部門の働きがいが1年で32%も向上していました!
その後の個人業績評価面談。
上司は、大きな成果が出たことを高く評価してくださいました。
そして、自己評価を標準としたわたしに、「控えめに評価した?」と質問されました。
わたしは「頑張っていないので…。」と返答し、その瞬間、「あれ?」と思いました。
わたしは「頑張らなくても軽やかに成果が出る」のが理想だと思っています。
まさにこれを実現できたのに…
この時、わたしの中に「成果が出る」=頑張って一生懸命する大前提、があることに気がつきました。
その後、本社系部門に異動し、各部に心理的安全性の浸透をベースとしたチームづくりを拡げています。
こうすればいいはず、というアイディアもたくさん思いつき、楽しいです。
一方で、いつも心のどこかで「何も難しいことがない。頑張っている他の開発メンバーに申し訳ない。」という罪悪感のある自分がいます。
ここでも、やはり「頑張る」「一生懸命」がないとだめなのか?ともやもやすることがありました。
そして今回このブログを書きながら、気づいたことがあります。
現在わたしが苦労せずに目指したいことができているのは、
「しあわせに働く人を増やす」という思いに叶ったことを、「強み」を生かして実行することができているから。
好きでも得意でもなかったけれど、長年「しあわせに働く人を増やす」ことを叶えるために開発に携わってきたことで、
開発全般のことがだいたいわかる、という「強み」ができた。
好きではないことだったので、「頑張る」、という感覚が生まれてしまうこともあったけれど、
「頑張る」ことができたのは、いつも「しあわせに働く人を増やす」と思いでいっぱいだったから。
「頑張る」も、「楽々」もどちらも有り。
ITが好きでも得意でもないわたしがITの仕事で働くしあわせを感じてきたのは、
「しあわせに働く人を増やす」という強い思いを持って働いてきたから。
改めて、思いを持って働くことのパワフルさを感じます。
そして、これからもますます、しあわせに働く人を増やしていくのが自分のミッションであると考えています!