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2021年06月23日

「一人のパラダイムシフトから起きた組織のシフト」

福祉CTNブログ岸英光日常生活での気づき、趣味仕事、ビジネス、経営、組織づくり

こんにちは。コミュニケーショントレーニング沖縄の知念です。

私は障がいのある方を支援する仕事に就いています。

障害福祉は、固定観念や慣習が根強い業界ですが、この1年、私の周りで、固定観念が緩くなったり、古い慣習が変化したりする場面が多く見られました。

その一つとして、一人の方が元々持っていた考えや意識が変わった事で、私が所属する知的障害者福祉協会の「当たり前」がシフトした経験を紹介します。

 

昨年2月の事です。

私が所属している障害福祉協会の事務局専属スタッフが3月末で退職する話があり、送別会を企画したところ、協会役員の一人(以下「Aさん」)から「沖縄でコロナ陽性者が出たので、送別会開催は3月末まで様子をみたい」との話がありました。※Aさんにはブログにする事の許可を得ています。

 

3月に入っても、リアルに集まって行う送別会は厳しそうなので、私は役員数名でオンライン送別会を行うことを提案しました。

けれど、Aさんからは「リアルに集まらない飲み会は飲み会じゃないから、オンラインではやらない」と言われました。

 

4月に入り、新年度が始まる中で、理事会や委員会など、ほとんどのリアル対面での会議が書面決議になり、研修については、COVID-19が収まるまでは開催が延期になりました。

私は、協会役員へ各種会議や研修のオンライン開催について提案を行いましたが、環境が整っていない事業所があり平等ではない、さらに研修は集合型が通例で、研修後の懇親会等があるので、オンラインでは行わないと協会役員から回答される状況でした。

 

5月に入り、緊急事態宣言が出される中、他府県の福祉関係者とZoomで近況報告を行なっているところがあるので、沖縄と愛知の両障害福祉協会でも情報交換を行いませんか?というお誘いがありました。

Aさんは沖縄県障害福祉協会のキーパーソンで、Aさんの発言は当協会にとても影響があり、また全体を引っ張るムードメーカーなので、参加してもらえると一気に物事が進む感じがしました。

AさんにZoomでの情報交換に参加してほしいので抵抗なくオンラインを受け入れてもらえるように、メールでのやりとりを数回行い、その後会話がしたいので電話ではなく資料などを共有できるZoomで行うことを提案しました。障害福祉協会に関わる事なので、しぶしぶですがOKをもらい、Aさんと私で1対1のZoomを数回行いました。

 

その後は、Aさんに「Zoomしましょう」と投げかけると、参加してくれるようになり、タイミングをみて、愛知県の協会では役員が様々な事をオンライン化する為に積極的に動いている情報を伝えました。

「沖縄にも愛知の取り組みを取り入れる事が出来たら最高ですよね」と投げかけたところ、Aさんから「話し聞きたいよね〜」と返答があったので、他の役員を誘い情報交換会をオンラインで行いました。

情報交換会では、愛知協会は研修や会議について、CVID-19が収まるまでは、オンライン(Zoom)を様々な場面で活用することを考えているという内容で、Aさんも愛知県の取り組みに共感している様子でした。

 

話の流れで、「愛知県協会で行なっているオンライン飲み会が夜あるので参加しませんか?」とのお誘いを受けました。私は即答で参加表明をしましたが、Aさんは「用事が早く済んだら…」と濁し気味の返事。

オンライン飲み会にお誘いして、断られた経験があるので、Aさんは当然参加しないだろうな〜と思いつつ、私はオンライン飲み会に参加しました。

 

そしてZoomが繋がって10分ぐらいすると…

なんとAさんがZoomに入室してきました。

嬉しいサプライズだったので、私はAさんに「オンライン飲み会ってあまり乗り気じゃなかったですよね?」と声をかけると、Aさんは「今日の会議でオンラインの可能性を感じたし、1回もオンライン飲み会に参加しないで、オンライン飲み会を否定するのもね〜」と…。

Aさんにとっては初めてのオンライン飲み会。

その場で愛知と沖縄の障害福祉協会で合同オンライン研修をやろう!! という話も出て、めちゃくちゃ盛り上がりました。

 

その後、沖縄県障害福祉協会の理事会に合同研修を取り上げて頂き、承認を得て、7月にはお試しZoom体験会、9月に愛知・沖縄県障害福祉協会合同初任者研修会をオンラインで開催することができました。

もちろん懇親会も「オン飲み(オンライン飲み会)」で行いました。

これらの研修開催までの打ち合わせは全てZoomで行なったので、研修に関わる役員、研修委員が次第にオンラインに対する抵抗がなくなり、さらにAさんの働きかけで、沖縄県障害福祉協会で行う理事会等の会議もオンラインで行われるようになり、研修等もコロナ禍で全てが中止ではなく、開催規模や回数は減りましたが、オンラインを活用し行うことができました。

Aさんのオンラインに対する考え方や意識が、オンラインを体験し「オンラインは無し」から「やってもいいかも」へシフトしたことで、協会の理事会や研修会等、組織の変化に繋がることを目の当たりにした出来事でした。COVID-19が広がった事で、今までの当たり前が当たり前じゃなくなる事で新たな体験が生まれたと思います。

皆様の周りでは、どんなシフトが起こりましたか?

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。 

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