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2020年10月21日

母は楽しく生きてる? ~私の想いと行動のずれ~

CTNブログ岸英光家族、親子、子ども・親との関係など自分自身の生き方、変化、成長

こんにちは。東京在住の長島和歌子です。
実家は九州の佐賀県。
今私は、佐賀と東京を行ったり来たりして、92歳の母の介護をしています。

 

 

母はずっと自宅で過ごしたいと思っているのですが、
1人では生活できないので、普段は施設にいて、私が帰省した時だけ自宅で過ごします。
認知症で今日言った事を覚えていないので、
施設にいる時には、毎日電話で「今度はいつ来るの?」と聞かれます。
 
私は、少しでも母の希望に添って、楽しく生きて貰いたいと考え、
毎月実家に帰省することにしました。
「母に元気で楽しく生きてもらいたい」「母を幸せにしたい」との想いからです。
 
母は歩けるのですが、介助が必要です。
しっかりした足取りではないので、転んだり、尻もちをつくと骨折する可能性が高いので
1人では歩かないでと言ってあります。
トイレに行きたかったり、何かある時は声をかけてねって。
 
ある時、朝食の後片付けをしながら、ふと振り返って母を見ると
立ち上がって手を伸ばしながらかがみ込もうとしているのです。
ビックリして慌てて駆け寄り「何してるの?」と聞くと、
「ゴミが落ちてたから拾おうと思って」と母。
「もうそんな事は私がするから、1人で動かないでっていったでしょ!」
「じっとしといて!!」
 
真っすぐに立つこともままならない母なのに、
手を伸ばしながらかがみ込むなんて無謀。
気づくのが遅ければ、バランスが悪くて前のめりに転んでいたかもしれないと思うと怒り
がこみ上げてきます。

 
またある時は、タンスの方に歩いていこうとしていたので
「何してるの?」と聞くと「指輪をしたいなと思って」と母。
私は母をケガさせないようにと思っているのに、
私の気持ちに反してなぜ勝手に動くの!
 
私はカリカリしながら
「指輪なんてしなくていい!今日はどこにも行かないから!」というと、
母は「どこにも行かなくても、指輪をしたかっただけなのに」とひと言。
 
またある時は、食器の後片付け、洗濯、掃除と家事の段取りをつけ、
テキパキこなしている時に「和歌子~」と母の声が。
私はいい感じに家事をして、調子も出てきたのに、腰を折るような母の声。
私は「ちょっと今手が離せないから、もう少し待って!」と伝え
ひと段落した時に母のもとに行き「どうしたの?」と聞くと
「トイレに行きたかったけど、我慢できなくて、オムツにしちゃった。ごめんね」と母。
 
その時、母に対し申し訳なさと、
コミュニケーショントレーニングネットワーク®️で学んだ事が頭をよぎりました。

私は
「母に元気で楽しく生きてもらいたい」
「母を幸せにしたい」と想っていましたが、
実際は母のためではなく、自分の都合ばかりを気にしていなかったか?
 
母は楽しく生きているのか?
私は母を幸せにしてあげているのか?
 
自問自答をして自己嫌悪になりました。

母はゴミを拾おうとする元気があったのに…
母は指輪でお洒落を楽しもうとしてたのに…
母は私の言う通りトイレの声をかけてくれたのに…
「母に元気で楽しく生きてもらいたい」
「母を幸せにしたい」と想っているのに、
私自身が母の楽しく生きる術を壊していたかもしれない。
 
「母を幸せにしたい」そう強く想っているのに、
私のやっている事は自分で気づかぬうちに
私の想いから少しずつずれてきてしまっていたようです。
コミュニケーショントレーニングネットワーク®️で学んだからこそ

気づけたことでした。
 
自分の想いを再確認。
 
ここから改めて
「母に元気で楽しく生きてもらう」
「母を幸せにする」と決めました。

 

私は母が1人で動かなくて済むよう、よりコミュニケーションを取るように心がけました。
 
今では、「今日はどんなお洋服を着ようか?」「指輪はどれにする?」と
オシャレを毎朝楽しんでます。
そして母の声が聞こえたら、
何をしていてもまず母の所に行くようにしています。 
それでもまだ1人で動こうとする時はあります。
そんな時はカリカリした気持ちがわく時もありますが
元気だからこそ動こうとするんだ。
いつまでもオシャレを楽しむ母でいて欲しいし、
私がカリカリしてたら、決して母は楽しくないと
自分の想いを再確認しています。

 

 

その後、母の鼻唄が多くなりました。
言葉はありませんが、母から楽しさが伝わってきます。
私も母の鼻唄を聞くと幸せを感じます。
ちなみに頭をよぎった、
パラダイムシフトコミュニケーション®で学んだ事とは
「意図」という言葉です。
 
パラダイムシフトコミュニケーション連続講座の
パラダイムエッセンスコースで学べますよ(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
長島和歌子