苦手でも問題なし!?
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神奈川県在住の水島裕一です。
私はクリニックで訪問リハビリの仕事をしています。
コミュニケーショントレーニングネットワーク®の連続講座に参加し学び始めたときの体験のシェアです。
コミュニケーショントレーニングネットワーク®の連続講座で『観察する』という宿題がありました。
宿題である『観察する』に取り組む中で、「あ!俺、この患者さん、苦手なタイプかも」と気づいたのです。
その頃担当していたある患者さんとリハビリするとき、事前に気合いを入れることや、
終わった後は「ふぅ〜終わった〜」と疲労感がありました。
その患者さんは、こちらから話せば答えてはくれますが、それ以上は話さない。
更に、ご本人から話される際も要件のみで、その理由まではお話しされない。
実は『無口で何考えているかわからない、怒ったら怖そうな、中年の男性』
が苦手だったんだ、ということに、宿題に取り組んでみて初めて気づくことが出来ました。
そのため、
私は、自分の苦手なタイプに気づいただけ。そして、その患者さんの前に立つと
『苦手であること』が問題とならない自分となっていました。
私自身が「苦手だからなんとかしよう!」 や「苦手な分、頑張ろう!」と
力を入れなくても、しっかりと患者さんと一緒にリハビリに取り組める様になりました。
すると、その患者さんご自身から、「これから自分としては○○したい」と
具体的に自分の考えや思いを話してくださるようになったんです。
「この患者さんが苦手」というのが無くなったわけではないので、
時々「あぁ〜そういえば、この患者さん、苦手なタイプだなぁ」と思い出すことは今でもあります。
そして、苦手感がありながらも『苦手』に影響されることなく『楽に』
取り組めるようになりました。 まさか、『観察する』でこんな変化が起きるなんて思いもしませんでした。
何かを変えようとするわけでもなく、連続講座の『観察する』という宿題に
取り組むだけで、パラダイムシフトが起こっちゃったという体験でした。