つぶやきをただ受け取ってもらってたら…自分の「軸」が芽生えちゃった。
自分自身の生き方、変化、成長仕事、ビジネス、経営、組織づくりこんにちは、瀧島です。
自分は50歳を過ぎてから会社員を辞めて人材紹介のヘッドハンターとして独立しました。
ヘッドハンターとしての独立を薦めてくれたのはかつての会社の後輩で、先にヘッドハンターとして独立していた三谷でした*。
(*ブログで名前を出すことについて了承を得ています。)
三谷とは同じ会社に居た時から公私ともに仲が良く(気が付いたら20年もの付き合いになってました)、自分の適性や特性やヘッドハンターとしての将来性を見抜いて、熱心に時間をかけて誘い続けてくれていました。
そんな事もあったので、自分も独立の気持ちを固められました。
独立してからしばらくは思った様に売上が上がらなくて、そんな不安な感じから目先の数字とか業績にものすごく囚われてしまって、何とか数字を上向かせようと、今から思うと目先のテクニックに走りながらとても足掻きまくってました。
そんな中でも三谷とはほぼ毎日、それも1日に何往復も、仕事や市場の話だけではなくクダらない事も含めてチャットや直接話をするなど、しょっちゅうやり取りをしていました。
時々の状況に応じて自分の中に湧いてくる様々な考えや思い、さらには日常の他愛もない出来事などを素直に言葉にしていると、コミュニケーショントレーニングネットワーク®で共にコミュニケーションセンスを磨いていた三谷は、ただただ受け取る事に徹してくれていました。
でも、実はこれが「クリアリング」*として機能していて、目先の数字を上げていく事に目が向いてしまって、これまでの経験を活かしながら候補者の方々のキャリアの前進を支援させてもらうという本質的な「価値」を二の次にしてしまっていた事にもどんどんと気づきはじめ、クリアさが増していき、結果として
◎候補者の方が転職しても良いし転職しなくても良い。
◎他の転職エージェント経由で転職しても良い。
◎転職エージェントに頼らず自分で応募して選考を進めても良い。
◎ただ、候補者の方の未来のキャリアのアドバンテージを得るための腑に落ちる次の一歩(←転職しないという選択も含む)を踏み出してもらう事を第一義とする。
という候補者の方の人生に寄り添う際の自分の軸が次第に芽生えて確立されていきました。
そして、それに基づいて行動できる様になってきたら、候補者の方々とさらに強い信頼関係が創れる様になり、『意識せずとも結果的にビジネスとしての数字が後から付いて来ている』という流れができあがり、今に至っています。
*「クリアリング」について詳しくは連続講座で扱います。
自分がコミュニケーショントレーニングネットワーク®の講座に参加したきっかけも三谷の誘いがあったからなのですが、ここでパラダイムシフトコミュニケーション®についてのセンス磨きをしていなかったら、この流れのキッカケすら気が付かずに見逃していたかもしれません。
素直に自分にあることを「言葉にする」。
それを「ただ受け取ってもらう」。
ただこれだけではありますが、そんなセンスによって、いつの間にか自分を縛っていた何かに気づけたり、本当に大切にしたいバリューを感じる「自分の軸」が明確化されたり、自分の行動やスタンスが変わったり、さらに候補者の方々との関係性が強固になったり、ビジネスとしての数字もアップ!!!というパワフルな連鎖につながりました。