頑張らなくても、前に進む世界
CTNブログ自分自身の生き方、変化、成長仕事、ビジネス、経営、組織づくりこんにちは。安松亜希子です。
都内でビジネス系講師・コーチとして、また会社員として活動しています。
今年の4月から、会社で「幹部候補者のための研修」を受けることになりました。こうなった経緯をお話しします。
私は、子供の時に味わった挫折をずっと引きずり、自分が何をしたいのか、自分と向き合うことを避けていました。
社会人として働いても、大学院に通っても(向き合いたいが)自分に向き合えず、自分が何をしたいのか見つけられませんでした。
ある時、先輩からコミュニケーショントレーニングネットワーク® を紹介してもらうということがあり、その中で『意図(※)』というものを知りました。
そして自分が何をしたいのか探るキッカケになりました。
改めて自分と向き合ってみたら「私は経営者になる」という『意図』が見つかりました。
考えたことも無かったので、自分でもビックリ!
けれども、それもすぐに忘れ、いつもの生活に戻りました。
(※)『意図』のセンスは連続講座で扱います
しばらくしたある時、初対面の役員から「昇格試験に向けプレゼンテーションへフィードバックを行う。希望者は、連絡してくるように」との案内がありました。
これまでの私だったら絶対に手を挙げたりしなかったでしょう。
でも、ふと「経営者になる」と言っていたことを思い出しました。
そしたら「フィードバックをもらってもいいかも?」「厳しいことを言われても、昇格試験に間に合えばいい」と、
いつもの自分では考えもしないことを思いつき、気付いたら「フィードバックお願いします」と手を挙げていました。
無事、昇格試験も一発合格しフィードバック下さった役員にご報告もできました。
さらに今年、上司から「幹部昇進希望者のための研修を募集している」と紹介を受けました。
内心「面倒だな」と思いながら、応募用レポートを書きました。
上司からの初稿のフィードバックは「0点」で「応募理由には、どんな世界にしたいのか」を書くのだとアドバイスをもらいました。
最終提出は翌日17時。日中は仕事や会議で埋まっており、推敲する時間はありません。
その時、そういえば1週間前に、パラダイムシフトコミュニケーション®を一緒に磨くパートナー達と、
自分たちの人生の『意図』について語り合ったことを思い出しました。
そこで話した内容が、上司のいう「どんな世界にしたいのか」の話かも!と、閃きました。
そしたら「面倒」が一変。「こんな世界にしたい」という思いが次々と出てきて、30分もかからないうちにレポートが書き上がりました。
レポートは、人事部、人材育成チーム、担当役員で審査がなされたそうで「読んでいたら、ワクワクした!」とフィードバックがありました。
こうして、一切頑張ることなく「幹部候補者のための研修」を受けられることになりました。
そもそも、最初は「経営者になる」という自分の『意図』すら忘れていました。
昇進レースを勝ち抜くために頑張ってもいません。
「幹部候補者のための研修」の応募も、頑張っていません。
でも、私の『意図』がするすると私の前進を導いている感覚です。
頑張らなくても、自分が欲しいものが手に入れられる。
そういった世界を皆さんも一緒に味わってみませんか?