駄々をこねる息子とのコミュニケーション
CTNブログ家族、親子、子ども・親との関係など自分自身の生き方、変化、成長こんにちは。
私はIT関連企業に勤務し、妻と5歳の息子と3人で東京に暮らしています。
今回の新型コロナウィルスの影響から、今現在も在宅勤務が続いており、更に、4〜5月の緊急事態宣言中は息子の保育園も休園。
家族3人、家で過ごす時間がほとんどでした。
息子はお友達と遊ぶ機会も激減し、夫婦としても在宅勤務をしながら息子をケアするのはなかなか大変でした(^^;)
コミュニケーショントレーニングネットワーク®️の連続講座に参加してから4年ほどたちますが、妻が去年参加したことを機に、
家庭内ではより一層コミュニケーションセンスを活用しています。
先日、朝食を終えてテレビを観ていた息子に、事前に約束していたテレビを終える時間が来たので声をかけました。
「まだ観たかったのに〜」
と、不服そうな態度を取りつつも、テレビを消した息子。その途端に、
「楽しいことない〜、ママと遊びたい〜」
と泣きながら駄々をこね始めました。
実はちょうどこのタイミングで、妻は用事があって出かける必要がありました。
妻からそのことを伝えるも、息子としては、 ” イヤだ〜!!” と駄々をこねる勢いは増すばかりでした。。
こんな時、普段の私なら、
“さっきまでテレビ観てたのは、あなたでしょ!” や、
“お母さん、用事あるんだから、無理言わないの!” など
ついつい感情的に言っていました。
ただ今回は、感情的に言ったところで駄々をこねる息子がこの状況を受け入れられるわけでもなく、
かえって状況が悪くなるだけだよな、とふと気付き、前とは違う対応をしてみよう!という感覚になりました。
そして、自分は本当はどうしたいのかな〜と探ってみたところ、”息子の思いや言葉を、ただただ受け取ろう(※)”と思い立ちました。
※「ただ受け取る」は、連続講座 コミュニケーションエッセンスコースで学ぶセンスです
イヤ〜っ!!と畳に仰向けに寝転び泣いている息子を「おいで〜」と抱きかかえ、
それ以外は何も言わずに、今まさに出かけようとする妻がいる玄関へと行きました。
「じゃあ行ってくるね。」と妻。
「行ってらっしゃい〜」と私。
「◯◯ちゃん(息子の名前です)、あとでね〜」と言って妻は出発したのでした。
まだ息子は悲しそうな表情をしていたのですが、そのあと部屋に戻り床に降ろすと、あれれ?
表情が明るくなり、一人遊び始めたのでした。
私が息子の言葉や思いをただ受け取ったことで、
息子にとっては「ママと遊びたい!」という感情をしっかり出し切り、感情を横に置くことができたようです。
私もその後、会社メンバーとのオンラインMTGがありましたが、
それもしっかりと伝えると、一人遊びをしながら待っていてくれました!
一人遊びでは、ラッパを吹いて大きな音を出してたりもありましたが、
それも一時的なことで私がミュートにすれば会議相手に迷惑かけないしと気づき、彼の遊びを制限しようとすることもなく、また息子自身も、おもちゃを出したり絵を描いたり、自分で選んだ遊びを楽しんでいる様に見えたのが嬉しかったです。
「受け取る」と決めたことで、子供とのコミュニケーションに対する自分の姿勢が変わって、結果的に息子との時間を楽しく過ごした体験でした。