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2022年01月12日

『意図』からのチョイスで、世界が広がった!!

CTNブログ自分自身の生き方、変化、成長仕事、ビジネス、経営、組織づくり介護、福祉

熊本で障がい福祉分野の相談支援業務に従事している大籠(おおごもり)です。

相談支援専門員とは、障がい福祉サービスにおいて、当事者の困りごとニーズから適切に福祉サービスの提供を計画する、いわゆる「障がい者ケアマネージャー」の仕事です。

 

実は私、この相談支援専門員の仕事は、と~っても苦手でと~っても嫌いな仕事なんです。生涯この仕事を選択することは絶対にない!と本気で思っていたほどです。
相談支援専門員として働くには資格が必要なのですが、この資格もある資格を取得するついでに「勉強になるし取れそうなのでついでに取っておくか」くらいの軽い気持ちでとったものです。

私が相談支援専門員の仕事に就きたくなかった理由の一つは、これまで行っていた仕事に比べると当事者と直接的にかかわる機会がぐっと減ってしまうこと。そしてもう一つは、私の苦手で大嫌いなデスクワークが大部分を占めることでした。

ところがある日、会社の経営陣から呼び出しがありました。恐る恐る行ってみると、副代表から「(相談部門の)担当者が急に退職することになったんです。求人は出しているんですが今日まで応募がありません。会社でこの資格を持っているのは大籠さんしかいないから、やってもらわないといけないんだけど、どうでしょう?」となかば強引な依頼でした。

「まじっすか?」「はぁー」とため息のように返事しました。会社の状況はすぐに理解できました。けれども、頭の中では「ひえーーーー!!絶対いやだ!ムリムリ!やりたくなーーーい!」となっていました。ですが次の瞬間、頭の奥深くで何かに引っかかり、断っていいのか「迷っている」自分に気が付きました。
その場で、「何を迷っているんだ?」と自分の中を探ってみました。すると、「障がいがあってもなくても誰もが安心して暮らせる社会(共生社会)を創る」という意図で障害福祉の仕事に就いたんだ!っと、ぱっと浮かんできました。

副代表からの話を聴き、「嫌だな」と同時に、自分の就職した意図が思い浮かび、そして次々とわーーーーっといろいろなことが湧いてきたのです。

この就労支援事業所に通われる利用者の多くの相談部門が、当社が担当だ!
もしもこの相談部門がなくなってしまうと、就労継続支援事業の新規利用が減り、この地域的に必要なサービスが受けられない事態となってしまう!
私が相談支援専門員となると、就労継続支援事業の利用者一人一人を守ることにつながるかも。
窓口機能としてサービスを必要としている方へスムーズにサービスを提供できることにつながるかも。
障害福祉サービスを総合的に学べる機会になるかも!
そして何より「共生社会を創る」ことについて、より大きな活動ができるかも!!

そして、ふぅーと深呼吸した後に、「不安もあるし怖さもあります。やりたくない気持ちもあります。そんで、やってみます」と答えちゃってました。
そう発言してから数日間は「まじか?いっちゃったな-。」となんだかモヤモヤして居心地が悪い感覚が続きました。

その後、相談支援専門員として相談の業務に就いてもうすぐ1年。
実は今、これまで想像できなかった世界が目の前にあります。

未経験だった児童の領域を中心に約60名の担当を受け持ち、苦手で嫌いなデスクワークは苦手で嫌いなままできちゃってます。
さらには、この仕事を実際にやることになる前のときから課題と感じていた「福祉と教育」「福祉と医療」の連携を実践している自分がいます。発達障害の領域や不登校児、ひきこもり、児童相談所と連携し要保護児童への介入など、考えてもみなかった世界が目の前に広がっています。

苦手で嫌いな仕事と思っていたけれど、意図からチョイスしてやってみるとグーンと世界が広がり、思ってもみなかった体験を得ることができました。

※意図…パラダイムシフトコミュニケーション®のセンスの一つ。詳しくは連続講座で扱います。