やることが多くてパンク寸前…からの逆転！頑張らなくても軽やかに結果が出たお話

こんにちは。
コミュニケーショントレーニングネットワーク®主催の牧野です。
5月から新しくローンチしたAD-HOC講座を担当しています。

AD-HOCとは、「特定の目的のため」とか「「行き当たりばったり」という意味のラテン語の語句なんですが、まさにそんな風に、その時々に必要なテーマを選んで、タイムリーかつ短期間での開催、皆さまにご参加していただきやすいよう、創設した講座です。

今回のブログは、そんなAD-HOC講座が新しくスタートした頃のお話です。

皆さんは、あれもやりたい、これもやりたいと、やることを詰め込み過ぎて、気づいたら不安と焦燥感で苦しくなっていたということはありませんか。

丁度、5月のAD-HOC講座がスタートする頃の私は、そんな状態でした。

個人事業で、2週間以内に納期をむかえる分析レポート作成の仕事が2案件。個別相談の予定が5件。間に息子の結婚式。

余裕だと思っていたのに、オプションで引き受けていた内容が、想定の3倍以上のボリュームになり、朝から夜中まで仕事モード。
夕飯の支度をしていても、仕事が気になり、頭の中では仕事のことを考えて、ソワソワ。

納期に間に合わなかったらどうしよう…。
息子の結婚式もあるっていうのに、このままじゃ寝不足でいくことになりそう…。
美容院にも行きたいのに…。
なんで、オプション込みで引き受けちゃったんだろう…。
オプションに関してはやっぱり無理だって断ろうかな…。
時間が足りない…。
とにかく、この2週間を乗り切らなければ…。
今は大変でも、終わりの目処がつけばきっと心も軽くなるはず。
納期には「ほら、やっぱりできるじゃん」と思っていたのは、過去に何回も経験済みでしょ。
こんな気持ちも一時期のことなんだから、大丈夫！！心配ない！！
そんなこと考えてないで、やることをやろう！
えー、でも、不安と焦燥感でいっぱいで、ぜんぜん集中できなーい。
どうしよう…。

なんてふうに、様々な想いや考えが頭の中をめぐってきて、一向に目の前のことに集中できない状況の中、このままじゃ駄目だと思って、ますます焦りばかりが増してきていました。

そこで、パラダイムシフトコミュニケーション®のセンスを活かし、ただただ、今、自分にあることを言葉にしてみました。
「間に合うのか不安」
「集中できなくて焦ってる」
「この仕事が終わるまで楽しみは我慢」
「休んでる暇はない」
「寝る時間を削ってでも、頑張るしかないと思ってる」
・・・・等々

一通り出し終わったところで、自分の中に「努力して」「頑張って」「休む暇なく必死になってやるしかない」という思いがあることに気づきました。そして、それと、同時に、「やりたいことをやっているのに、なんで、こんなに苦しくやろうとしてるんだろう…」という思いも湧いてきました。

丁度、初のAD-HOC講座のテーマは、『”頑張る”は危険！』。
初回の講座を終えて、参加者の皆さまと一緒に、自分にある「パラダイム*」を探究し、自分の選択と行動を観察していくと、
「予定がいっぱいで不安だからって、無理して、頑張って、やりたいことを我慢して、寝る間を惜しんで苦しい思いをしないとできないのかな。」
「いつも通り、やりたいことをやって、簡単にできたっていいよね。」
という思いが湧いてきて、ちょっといい格好しいもあって無理やりやったほうがいいからやろうと思っていた個別相談の予定は翌週以降に変更し、やると決めたことは優先順位を決めて、決めたことを”ただやる”に取り組めるようになっていました。
*「パラダイム」とは「価値観の枠組み」ととらえてください。詳しくは講座で扱います。私たちを止めてしまうものであったりします。

そうすると、大変だと思っていた仕事は、楽しくやりがいのある仕事に変わり、夢中になってやっているうちに、ぐんぐん進んでいって、2つの案件は、それぞれ納期の1～2日前には納品完了。
息子の結婚式には、余裕で参加できて、結婚式の後は、「一緒に余韻に浸りたいから泊まって欲しい」という息子のお嫁さんの誘いに応えて、翌日まで一緒に過ごして帰る余裕も持てていました。

おまけに、納品したレポートは、クライアントから「イメージ以上で感動しています」とのメッセージももらって、オプションの費用は想定の6倍という結果もついてきたのです。

自分の中にあるパラダイムに気づき、そこからシフトすると、本当に軽やかに結果に繋がるという体験でした。
みなさんもCTNでセンスを学び、望む結果を手に入れてみませんか？

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