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2024年07月03日

懐かしの居場所探究記 〜あの日々があるから今できることがある〜

CTNブログ家族、親子、子ども・親との関係など自分自身の生き方、変化、成長

こんにちは
大阪完了生の中村です。

うちの娘は中学3年生。
新しいクラスに馴染めず悩んでおります。

そんな彼女の話を聴き、
ふと昔の自分のことを思い出しました。

学生時代、超人見知りな私は
クラス替えがとても恐かったのです。

話が出来る友達ができたらラッキー。
ちょっとしんどくても、なんとなく一緒に行動できる人がいたらマシ。
誰とも上手く馴染めなかったら地獄の1年間…

毎年、ギャンブルをしているかのような新年度を迎えていました。

仕事をするようになっても、
やはり人見知りがひどいため
場に馴染むのに物凄く時間がかかり
仕事よりも職場の人への対応に物凄くエネルギーを使っていました。

そんな私が二十代中頃、
CTN®統括責任者である岸英光さんの連続講座を初めて受講しました。

ある日の受講中、
岸さんが話している途中で意識が別のところにいく感覚がありました。

すると、岸さんが講座を中断して
「何が起きてる?」と聞いてきたのです。

ビックリして、ちょっとパニックになりながらも出てきた言葉は
「居場所って聞いたら話が聞けくなった」でした。

岸さんから、「今そんな話してないよ。でも、そこに何かあるのかもね」と言われ、
あれぇ〜?おかしいなぁと思いながらも
『居場所』について考えてみました。

当時、実家で生活していましたが色々あって、あまり家に居たくなかった。
アルバイトを3つ掛け持ちしていましたが、どこも馴染んでいる感覚はない。
仲の良い友達はいるけれど『居場所』と言われるとピンとこない。

あれ、自分の居場所って…
思い当たる場所がない…?
あぁ、私は自分の居場所が欲しくて彷徨っていたのかも…

そう思ったときになんか腑に落ちる感覚がありました。

そこから更に私の『居場所』についての探究がはじまりました。

長い間、
右往左往しながらこの探究は続きましたが、
私の中で一つの答えが浮かびました。

それは、
欲しかったのは『居場所』ではなく、『その場所で創る結果』なのかもしれないということです。

例えば、
学生時代の私は楽しい学校生活を過ごす事を意図した場にしたかった。
とか、
家では穏やかで心休める場にしたかった。
などなど。

そこに気付いてから、自分の行動が変わりました。

今、この場所で創りたいものはなんだろう。それを創るために機能する行動って何?

そう考えると『超人見知り』とか言ってられなくて、自分から声をかけたり、親しみやすい雰囲気を創るようにしてみたり、模索しながら、色んな自分を増やしていきました。

すると、徐々に欲しい結果を得られる場になり、自分が居やすい環境となっていきました。

職場では働きながら学びたいと無知のまま福祉の世界に飛び込みましたが、上司や先輩にいろんな事を聞き、教えてもらう中で、相談しやすい関係ができて安心して仕事ができるようになりました。

なにより、
『帰りたい』と思える穏やかで心休める大切な家族と暮らす家があることが、わたしにとって一番の結果かもしれません。

そして現在、
私は精神障がい者の相談支援の仕事をしています。
生き辛さを抱える方の相談を受け、地域で暮らすための居場所をつくる仕事だと思っています。

緊張しちゃって、落ち着いて人と話せなかった私がよくそんな人と深く話をする仕事についたなぁと我ながら感心しています。

しかも、職場で私が超人見知りだと話しても誰も信じてくれません。

だけど今でも超人見知りは変わってないので、スーパーとかで突然知り合いに会うと、つい逃げちゃうこともあります(笑)

変わらない私のままで、
昔の私が欲しくて探してた『居場所』を
今は、自分次第で創っているのかもしれないと、
この文章を書きながら思いました。

そして今ここに、
学校での居場所を模索している娘がいます。

彼女が色んなことを体験し、
探究し続けて
自分の答えを見つけられるよう
娘を信頼し、
共に居ようと思います。

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