怒りをコントロールしてみた
CTNブログ自分自身の生き方、変化、成長日常生活での気づき、趣味みなさま、こんにちは。東京在住の長島です。
コロナ禍が続く中、みなさまは、いかがお過ごしでしょうか?
こんなに長く続くと、ちょっとストレスを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私もさすがにストレスがたまってイライラすることが多くなりました。今回はそのイライラのお話です。
私は夫と二人暮らしをしています。夫の仕事は出張が多かったのですが、このコロナ禍で激減。会議もほぼリモートなので、ずっと家にいます。
ずっと夫と一緒なので、夫の言葉や態度にイライラすることが多くなり夫に当たってしまうこともありました。
私はなぜこんなにイライラするのか…と、ちょっと疑問に思った時、私は以前、コミュニケーショントレーニングネットワーク®の講座で学んだ事をふと思い出しました。
「怒り」は第二の感情であること、第二の感情とは、いきなり怒りが起こるのではなく、その前には別の感情があり、それから怒りが起こるということを思い出したのです。
そこから怒りの前にあるもうひとつの自分の気持ちをしっかり引き出し、今の自分にはどんな感情があるのか、しっかり観てみようとイライラする度に実践してみました。
ある日夫から「今から一緒に部屋掃除しようか!」と誘われました。
私は朝食の片づけが終わったばかりだったので、「掃除?!」と言われた次の瞬間、イラッ!と怒りが出てきました。
その時、私には、怒りの前にどんな感情があるか観てみました。
朝食の後片付けが終わった直後で、私には「疲れたなあ~」「少し休みたいなあ~」という気持ちがありました。
「今から掃除をしようか」と言われて「夫は私のこの状況わかっていないの?」
「私の疲れている気持ちがわかっていないの?」等々、『残念』で『寂しい』という自分では意識していない感情があることに気づきました。
そこで、掃除しようと誘われた時に、「今片づけが終わったばかりだから、ひと休みした後ででもいい?」と自分の今の状況を素直に伝えることができました。
そうすると「いいよ!じゃ20分後くらいからしようか」と夫に言われ、ちゃんと言葉にして伝えたら良かったんだな、そもそも今まで伝えていなかったんだなと気づきました。
またある時は、「洗濯しているから終わったら干してね!」とお願いして、用事があったので外出しました。2時間ほどして帰ってみると、洗濯機にまだ洗濯物が残ったまま。その洗濯物を見ただけで、イラッ!ときました。なぜ干してないの?お願いしたのに!!怒りが出てきました。
その時も怒りの前にある感情を観てみました。
私は夫にお願いしたのだから、絶対洗濯物を干しているはず!という期待に似た気持ちや、やっていて当然でしょ!という思いがあることに気づきました。
そして、夫に「洗濯物どうして干してないの?」と理由を聞いてみました。すると夫は「仕事で手配ミスがあってその対応をしていたの、干せずにごめんね」と。理由を聞くと仕方ないなと思いました。
よく夫に「自己中心的!」と言っていたのですが、私も同じだな…自分の思い通りになっていないことで、イラッ!としていることにも気づきました。
またある時は、用事があったので「ねえ!」と声をかけると、ちょっと不機嫌そうな声で「何?」と言われ、私もその瞬間にイラッ!ときて、怒り返しのように「はあ?!」と返答していました。その時も自分の気持ちを観てみると、予期せぬ夫の返答にびっくりし戸惑った感じがありました。
怒り返しの「はあ?!」に関しては、怒りのままで対応できませんでした。
こんなこともありますよね(^^)
今回、怒りの前にある自分の気持ちを観てみて、しっかり観る事で次の行動が見えてきてコミュニケーション不足だったり、自分勝手な気持ちや思い込みだったり、イラッ!と怒らなくてもいい事もあったかもな、とも気づきました。
みなさんもイラッ!としたら、自分の心を観てみては如何でしょうか?
自分では気づいていない自分の感情をしっかり観たら、行動が変わってくるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
長島 和歌子