タイトル:向き不向きに囚われずに結果を創る
講座・イベント情報、報告、講座に参加して自分自身の生き方、変化、成長CTNブログこんにちは。東京都在住の岸大五です。
以前、私は仕事で求人広告の営業をしていました。
当時は、自分は話すのが苦手だから営業は向いていない、営業数字に追われ続けることや業務量が多くて辛いと思い込んでいました。
それがシフトしたきっかけが、新規アプローチで獲得したある中小企業の社長に出会い、一緒に仕事をしたことでした。
話をきくと、色んな求人媒体を利用しているものの、思った効果が見込めず、人手不足が続いていることに悩んでいるとのことでした。
しかも、採用したい職種は、市場では採用困難と言われる不人気職であり、会社規模も大きくなく、知名度も高くはない会社でした。
社長は「何とかして人を採用したい。今は、案件も好調だけど、その分社員に負担がかかってしまっている。確かに、人気のない職種で辛い仕事だけど、そんな中でもうちを選んでくれた社員には、うちで働くことを少しでも幸せに感じてほしいと思っている。だから、人を獲得して仕事の負荷を少しでも抑えたいんだ」
と強い想いを話してくれました。
それを聞いた私は「なんとかこの社長の役に立ちたい!簡単な職種ではないけど採用を成功させてあげたい!」と想いが溢れてきました。
そこから、
「時給上げられませんか?」、「社員の方にインタビューして魅力をまとめませんか?」という提案や広告パターンを5つ作ってもっていくなどやってみました。
社長も、「時給は難しいけど、シフトだったら調整できそう。」とか「社員インタビュー協力してもらえるようにお願いするよ!」など、提案に対して、会話を重ねました。
そして、内容がまとまり、「これでいってみようか!」と許可を頂き掲載しました。
掲載は4週間。
1週間目は応募がゼロ。
ところが、2週間目になったとたんに応募がどんどん獲得できました!
最終的な結果は、今までどんな求人広告を使っても応募がゼロだったのが、合計応募10件
なんと、採用も1名という結果を創ることができました
私は「やった!」と喜び、すぐさま社長に掲載終了後の振り返りアポを頂きました。
そこで、社長からも「まさか、こんな結果出るなんて…!ありがとうね!あれだけアイデアを練ったから当然かな(笑)、次からも岸さんにお願いするよ!」と次の依頼も頂けました。
その後、都度ご依頼を頂く関係性になりました。
ただ、求人広告もずっと同じ効果が続くわけではなく、世間的にも人手不足が進み、思うように効果が出なくなってきました。
そんな中で私としては「どうやったらもっと安定して採用ができるのか?」と考えて
「求人の修正は定期的に行う」
「そもそも離職率減らしてみるとか?」
「WEBサイトの応募だとマッチング率が高まる効果もあるし離職率も落とせるし、結果コストも落ちるかも」
「専属の部署の人に巻き込んで、企画の相談してみてもいいかも!」
とアイデアが湧き、その中から、「よし、これを提案しよう!!」と決定しました。
そして、訪問して、
「御社専用の採用WEBサイト作成しましょう!最初は導入費用含めて100万円以上掛かりますが、今まで以上に応募は増えますし、結果的にコストも半分以上削減できそうです」
と提案すると、社長からは「そこまで考えてくれてるし、岸君に任せてみようか!」とその場で返事をもらうことができました。
私はご発注頂けたこと、信頼を頂けたことに「よっしゃ!」と喜び!
「よし!絶対Webサイト成功させましょう!」と社長と結束して、
「じゃあ、どういうものをつくれば、上手くいきそうか?」と考え社長と一緒にデザインを1から一緒に練り上げました。
私「社員インタビューで会社の社風や魅力、仕事の面白さ厳しさなど伝えましょう!」
社長「社長のメッセージで理念やビジョン伝えるのはどうかな?俺も是非、伝えたいんだ。」
私「いいですねそれ!」
社長「コーポレートカラーに合わせた色を使ってみてはどうかな?」
私「年齢層に合わせて、もう少し落ち着いた色を合わせてみるのはいかがでしょうか?」
社長「もう少し、言葉を目立たせたいね。」
私「では、このメッセージもう少し強調してみてはいかがですか?」
社長「そうだね。それだったらこことここも」など、
どんどんアイデアが湧いて、お互いワクワクしながら案を練り上げていきました。
社長が、「よし!これでサイトオープンしてみようか!」とGOをだし、このWebサイトが走りだしました。
結果は…昨年度年間で500万円ほど掛かっていた採用費用が半分に減少し、
更に、採用数は年間40応募以上獲得!WEBサイトオープン前よりも2倍以上増加!
しかも、応募者の離職率も5割減!という結果になりました。
社長も「これは嬉しいね!高い投資だったけど本当にやってよかった!ありがとう!」と喜ばれていました。
そして、私が転職してからもこの社長とは、度々連絡を取り合って近況を確認する関係が続いています。
この案件を終えてから、営業という仕事の可能性の広さ、直接お客様の声が聞けて、唯一お客様と直接やり取りができる貢献性が高く、本当に甲斐のある仕事だと感じました。
実は、この話の中には連続講座コミュニケーションエッセンスコースで掴めるセンス『バイタリティサイクル』が何度も回っています。
このサイクルが回っている間は、辛さや向き不向きなどに囚われずに、自分の枠を突破して軽やかに結果を創ることができるパワフルなセンスです。
是非、このセンスを掴んで頂き自分らしく結果の創る人が増えると嬉しいです。
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