インテンショナル・メッセージを試してみたら・・・♪
家族、親子、子ども・親との関係など今年の春から歯科医院のスタッフ対象のコーチングの研修をしていて、
Clear Communicationの藤田菜穂子コーチに講師としておいでいただいています。
研修3回目のテーマは、
相手の自発的な行動を引き出す「インテンショナル・メッセージ」でした。
*インテンショナルメッセージを詳しく知りたい方は⇒ほめない子育てで子どもは伸びる♪
受講中にA先生は、
「難しい」
「家族には使えないな・・・」
とぽろり。
これまでのコミュニケーションとの違いに戸惑っていたようです。
人はこれまでに触れたことのないパラダイム(価値観の枠組み)に
触れると、違和感を感じたり抵抗することがあります。
仕事熱心なA先生は、小学生と保育園児のお母さんでもあります。
研修が終わった時に、待合室を一緒に片づけていると
A先生が
「インテンショナルメッセージを
患者さんに使ってみてもいいかも?」
と一言。
「おお~っ」と思い、その後を期待することしました。
その翌日午前は、A先生との個人ミーティング。
途中で、コーチング研修の話になり、
「昨日、実際に使ってみたら、子供がすっごく喜んで、抱きついてきました!」
というではありませんか!
昨日早速、下のお子さんに試されたそうです。
「家族には無理」って言っていたはず、と驚いていたら、
「下の子がすごく喜んで、ぎゅーって抱きついてきた」
「可愛かった」
と続いて、なんだかうるうるきてしまいました。
「コーチング研修の最初の2回は、すごくモヤモヤして、苦しかった。
けれど、今回3回目の後半は藤田さんが答え(インテンショナルメッセージ)を
くれて、すっきりして、それを実践してみようと思った。」
とA 先生。
下のお子さんは、他にもお片づけをしたり、すごくお利口に一日を過ごしたそうです。
「上の子には、まだ使えないけど、下の子で練習して使ってみようと思う」
とも言ってくれました。
藤田コーチいわく、
「答えをあげたわけではなく、インテンショナルメッセージという切り口をお伝えしただけ。
A先生がお子さんに何を伝えたいか、どう伝えようかを探究して行動されたんです。」
とのことです。
また、
「息子を朝、保育園に送り届ける際に泣いて別れるのが心苦しい」と、
言っていたお母さん衛生士さんは、使ってみたそうですが、
「今日は、先生が来たこともあるかもしれないけど、泣かずに別れてくれた」と、
笑って話してくれました!
このセンスに触れて、すぐに結果が出たこと、
研修してくださった藤田コーチと、
すぐに試してくれた素敵なスタッフさんに感謝です。