子どもの話を尊重し、そのまま聴くと子どもの行動に変化があった話
家族、親子、子ども・親との関係など自分自身の生き方、変化、成長こんにちは、ビジネス・経営者向けのコーチをしている上野山です。
私は、「やりたいことをやるを文化にする」を意図しています。
子どもの話を尊重し、そのまま聴くと子どもの行動に変化があると実感した話をご紹介します。
私は3人の娘がいて、子どもと子どもがやりたいことについて、時間をとって話をしています。
三女が小学校1年生の時にこんな会話をしました。
娘「じゃんけんで私たちが負けた時も、ママが洗い物をやっちゃう時があるやんか〜、あれはあまり良くないと思うんだよね。」
私「だったら、どうするの?」
娘「ママがやる前に動いてやる!」
私「OK、ママがやる前に動くんだね」
娘「うん」
「我が家の洗い物は、じゃんけんで負けた人がやるというルールがあり、当時、小学校1年生、4年生、中学校1年生の娘と妻でじゃんけんをするんですが、小1の娘は洗い物に時間がかかり、また、めんどくさがって取り組むまでが遅くなったりすることがあり、妻が代わってやることが多々ありました。(もちろん、私もいる時は、じゃんけんに参加しています!)」
私は、三女はやるのが嫌だから、やっていなくて、むしろママがやるのを狙っていたのではと思っていました。
なので、三女がこのような「じゃんけんで私たちが負けた時も、ママが洗い物をやっちゃう時があるやんか〜、あれはあまり良くないと思うんだよね。」ということを考えているとは、まったく思いもしませんでした。
正直なところ心のなかでは、「そんなの言ってるけど、やってないやん、そしておねえちゃんたちはやっているで、やっていないのあなたでしょ。」との思いがありました。
それと同時に、それをそのまま伝えるとやらない、言い訳が始まり、やらない娘の姿が想像できました。
私は彼女に対して思いがいろいろと湧きましたが、その気持ちはいったん横に置き「じゃんけんで私たちが負けた時も、ママが洗い物をやっちゃう時があるやんか〜、あれはあまり良くないと思うんだよね。」と思ってるんだね。と娘の言っていることをそのまま受け取りました。
そして、「あなたはどうするの?」という相手の言葉を尊重するコミュニケーションをとったところ、「ママがやる前に動いてやる!」と言う娘が目の前に居ました。
話はそこで終わったのですが、2〜3日した後に妻に、「この間こんなことがあったんよ〜」と3女との会話を伝えると妻から「そういえば最近、洗い物やってる!」との返答が!
今では、洗い物をするスピードもあがり、じゃんけんで行う家庭内仕事の幅が広まり(笑)洗濯物を干すことや畳むこともできるようになってます。
もしかすると子ども(人)には、めんどくさい気持ち、やりたくない気持ちを持ちながらも、やりたい気持ちを同時に持っていって、そのどちらかを引き出すのは、私(相手)のコミュニケーションなんだなと感じた経験でした。
相手の言うことをそのまま受け取り、尊重する姿はコミュニケーショントレーニングネットワーク®岸英光さんから学び得たことです。
このブログが家族や会社の部下や上司とのコミュニケーションのお役に立つきっかけになれば嬉しく思います。
オンラインで体験講座も行っているので、ご興味のある方は、下記にリンクを載せておきますので、ご覧ください。
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