これってコーチングやんな〜コミュニケーションセンスは受け継がれる〜
家族、親子、子ども・親との関係などスポーツ人間関係みなさん、こんにちは!
アスリートのメンタルコーチ、パラダイムシフトコミュニケーション?トレーナーを
している森美智代です。
私がパライダムシフトコミュニケーション?のコーチとして活動を始めて間もないこ
ろから、
講座を受けてくださっていたお母さんたちのお子さんたちも大学生や社会人となってい
ます。
そのお母さんたちと今でも交流があることで、
子どもたちの様子を折に触れ伺うことができています。
Aさんは、お子さんに対して「ああしなさい、こうしなさい」と言うのではなく、
パラダイムシフトコミュニケーション?で学んだコーチング(以降コーチングと記載
)を取り入れ関わろうとすると…
子ども自身が「自分で考える行動することが必要となる」ことがわかるため、
コーチングで関われる前に「もういい、うるさいねん」と反発していました。
「ああしなさい、こうしなさい」といった指示的な言葉は反発も生まれますが、
従っていれば自分で考えて答えを出すということをしなくてすむといった楽さがありま
す。
一方コーチングは、自分はどう感じるのか・思うのか・考えるのかを探る会話になりま
す。
今まであまりした事がない自分を探るということをしんどく感じて、
「もういい、うるさい」といって探ることを避けていたんです。
それでもAさんは、いろんなコミュニケーションを取り入れお子さんと関わり続けまし
た。
小学生、中学生と成長する中、変わらず反発し続けているように見えたお子さんが、
高校生になりあるスポーツ部のマネージャーになりました。
その部活では、監督が選手たちを鼓舞しようと
「できていないところを指摘し、ああしろ、ここしろ、なんでできないんだ」といった
指示・命令の声かけが多く、頑張ろうと思っている選手たちも
どんどんやる気を失っていって、監督に対して不信感をもっているのがみてとれたそう
です。
するとマネージャーであるAさんのお子さんは
「監督が、みんなが自分の力を発揮して強くなって試合に勝てるように、
みんなのためを思って言ってくれているんだということはわかります。
ですが、監督の言い方だとそのことが選手たちには伝わっていません。とっても残念で
す。」
と監督に伝えたそうです。
そのことによって、監督の選手たちへの関わり方が変わり、
選手たちも伸び伸びプレーができようになり試合の結果も良くなっていったということ
がありました。
その出来事をAさんに話しながら『これってコーチングやんな』と話していたそうです
。
小学生、中学生とコーチング的な関わりに抵抗していた娘さんからその言葉を聞いた時
、
Aさんは、本人がコーチングをつかった関わりをした事で望んでいた結果になり、
その事を自覚しているんだ。
と、びっくりしたと同時に時間がかかっていてもコーチング的な関わりを諦めずに続け
てきた事に間違いはなかった。
と、思ったそうです。
Aさんの関わりが、ちゃんとお子さんに伝わっていてコミュニケーションセンスが受け
継がれているということを実感させていただきました。