感情的にならず人材育成をやってみた
教育日常生活での気づき、趣味仕事、ビジネス、経営、組織づくりこんにちは。私は管理者となり12年となりました。
「12年一回り」で区切りだな~としみじみしている今日この頃です。
人材育成では、悩みながらも達成感や喜びを感じることができた12年間でした。
もちろん、まだまだこれからも続きます(*^^*)
以前の私は、「声かけにくい」「いつも怒ってそうに見える」とか後輩達に言われていました。
後輩指導の時は、ついつい感情的になってしまうこともしばしば…
親からも、「あんたは、笑っていないと誤解をうけやすい」とも言われ…
「だいたい、部下の育成でも、子育てでもついつい感情的になって、相手に伝えてしまうことって、なかなか「0」にならないし、無理やん。」と、 どこかで割り切っていました。
コミュニケーションを学んで8年、今はちょっと違う顔の自分になりました。
「ほんとに感情的にならないことが良いことなのか?」
やっぱり、叱る瞬間には何かしらの感情を伝えるし、
感情があるからこそ相手の心に響くことや残ることも沢山ある!
場面によって意図的に「感情的に表現する場面」「自分の感情に飲み込まれず、感情を横に置いて対応する場面」と選択するだけだな~
と、思うようになりました。
感情的になる時の一連の流れをみると~~~
何か突発的なことが起こるや新しいこと自信がないことをやらないといけない。
→「えっ!?」となる。「自信ない」「無理!」な気持ちがどんどん湧いてくる。
→そわそわ・どきどき・いらいらする
→感情に飲み込まれて感情が態度に出たり、言わなくてよい発言をしてしまう。相手にとって自分が取るべき態度がわからなくなる、本当にやるべきことがわからなくなる。
みたいな感じです。
で、私はここの「えっ!?」の瞬間の自分をキャッチし、自分の次の行動を選択する。
たった、これだけ。
選択するきっかけをみつけられたら
楽に感情を扱えるようになりました
男性の部下から最近、
「自分のアンガーマネジメントが課題です。去年、後輩からパワハラと言われて…」
と相談がありました。
私は「どんな時にそーなるのー?」
と尋ねると
部下、「忙しくて自分がテンパるとなりますね。もともとガタイも良いし、男性の自分が女性に対して話す時、相手は威圧感を感じるみたいで…優しく話すようにしてるんです。」
私「そっかー気づけて気をつけているんだねー。やってみてどう?」
部下「なかなか難しいです。ストレスもたまります。」(笑)
私
「難しく感じるよねー。じゃあさー
男性がさービシっと言うのって、ある意味頼りになったり、心強いと感じることも多いでしょ。
感情的に相手のことを思って話すことも時にはカッコ良い時もあるよね。
そんな男性に憧れてたりしたことあるの?」
部下
「自分は中学でも高校でも、結構怖いけど相手を思っていってくれる男性の先輩に憧れてて、かっこいいと思ってたんですよ。あーだからかー。そんな自分になりたいんだー」
私、
「そーかもねー。その顔も素敵だからさ。どの場面でその顔を出すか自分で決めたらどう?そしたらストレスたまりにくいかもよ」
部下
「確かに。なんか全部否定的になっていて…自分を責めてました。新しい自分の顔をつくります。ありがとうございます。」
と、スッキリしてました。
「アンガーマネジメントしないと」に囚われて、自分を責め過ぎてたみたいです。
しばらくして、その部下の男性は、彼なりに向き合って自部署の後輩からも頼りにされる場面も増え、素敵な先輩となっています。
「感情的にならない」のではなくて、「自分の感情のプロセスを知ると扱いやすい」そして自分で自分を扱いやすく、選択していく。
とても自分らしさが増すのかなーーって、思ってます。
皆様も自分を責めるのではなく、自分と向き合ってみると何か掴めるかもですよー。