こんにちは。
コミュニケーショントレーニングネットワーク®盛岡主催の加藤裕子です。
現在のCTN(コミュニケーショントレーニングネットワーク)連続講座の盛岡11期には、
小学生が2名参加しています。
今回はそのうちのお一人、中村和(なごみ)さんのシェアをご紹介します。
和さんは今小学校5年生。去年4年生のときに初参加され、今期で2期目の参加です。
4年生での連続講座参加は、恐らく全国最年少か?と思われます。
実はお母さまが盛岡1期生。その当時1歳だった和さんが今、リピート参加のお母さまと一緒に盛岡10期、11期に参加されているんです。
CTNの連続講座では、私たちが持っている『価値観の枠組み』(それを『パラダイム』と言います。)を外し、軽やかに望む結果を手に入れるパラダイムシフトコミュニケーション®について学んでいきます。
そのパラダイムによって、私たちのさまざまな考え方の自由さや、行動の可動域や、あらゆる
可能性が奪われてしまっていることがあるのですが、それらについて日常生活に起きている
ことを観察するうちに、和さんが気づいたということ、それが次のようなものです。
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運動会の6年生の借り物競争のとき、「おいしいお弁当を作ってくれたお母さんを連れて
きて」というお題がありました。
私は、作った人がお母さんじゃない場合もあるし、そのお弁当がおいしくないかもしれない。
食べてみないとわからないって、そのとき、思いました。
そのお題を言った先生は、お弁当を作ってくれるのはお母さんで、そのお弁当はおいしい
というパラダイムがあったんじゃないかなぁと思います。
うちは、お父さんが作ります。
どうしてかっていうと、お父さんの方が得意だからです。
もし私がそういうお題を出されたら、お料理がうまい誰かのお母さんを連れていけばいいの
かなあ。決めつけて言われても、困ってしまうと思いました。
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いかがですか?
私たちも、自分のパラダイムが常識と思い込んで発言してしまっていることありますよね。
でも、実はそうではないこともある。
そんなことを目の当たりにした和さんの体験だったようです。
本当はいろいろな視点や観点がたくさんあるのに、ひとたび思い込んでしまうとそれらに気づかないまま過ごしてしまい、そのことで私たちはいろいろな可能性を失っているかもしれません。
さて、和さんが連続講座に参加してみようと思ったときのことを訊いてみました。
最初は、お母さまが盛岡体験講座に顔を見せに来てくださったときにたまたま一緒についてきていた和さんだったのですが、そのときにお母さまがとても楽しそうだったんですって。
「だから、よくわからないけど、ワクワクする気がしたので連続講座に参加することにした。」
ということです。
そして、CTN講座の完了生でもいらっしゃるお母さまは、そんなお嬢さんの意思を受け取り、
尊重し、和さんの可能性を広げられ、連続講座参加に至りました。
講座では和さんらしい感覚と感性とで素晴らしく参加され、その観点でのシェアも、私たちにパラダイム外の気づきと触発を起こしてくれています。
同時に和さんは、この講座でいろいろな人たちと関わり合うことで、周りや自分のパラダイムが見えるようになったり、
「ママもこういうところでもがきながら学んでいるんだなー、という
ことを知った。」
と私に教えてくれました。共通のセンスを学んだことで、お2人はさらに
とても良いパートナー同士となったようです(^^)
「一緒に連続講座に通った盛岡11期の皆さんと。」
和さんは、このCTNで学んだセンスを大切な家族や、大好きな趣味に活かしていきたい、そして、歌声を世界に届けたいという未来も描いているそうです。
きっとこれからもっともっと未来は広がるでしょうし、想定していなかった発想をしたり、現実化したり、していくんだろうなーと思うととても楽しみ。そして今、和さんと一緒にこの探究のときを過ごせていることがとても嬉しいです。
「今、馬に乗っているときが好きです。
誕生日が同じ馬との写真です。
やんちゃな馬です。いつかこの馬に乗れるように、
馬とのパートナーシップをこれから深めていきます。」
まもなく各地域で体験講座が始まります。詳細は、各地域のホームページを御覧ください。