道があっさり開けてもいい
自分自身の生き方、変化、成長こんにちは!岩崎靖子です。
2005年からドキュメンタリー映画の自主制作をしています。
今は、7月21日の関東初上映を皮切りに、全国で公開予定のみつばち絶滅の危機をテーマにした映画「みつばちと私と地球」を制作中です。
私が映画を撮る中で思ったことは、”みつばち”が主役ではなく、あくまで”みつばち”を切り口として、すべての命がつながりあって、命の大きな循環を支えているのだということを伝える映画にしたいということでした。
ある日、NHKの大好きなドキュメンタリー番組を見ていた時のことです。
気仙沼で牡蠣漁師をしている畠山重篤さんという方が出ていました。
森と川と海との繋がりについて語っているそのお話を聞いているうちに、「畠山さんにもぜひ映画に出演してほしい!」と湧き上がるように思いました。
しかし。どうやって畠山さんと繋がったらいいんだろう?
小学校の教科書にも載っているような有名な人だから、きっと断られるに違いない・・・。
そもそも、どこに連絡したらいいんだろう?
テレビの中の人に会うなんて、どうせ無理だ・・・。
あぁでもない、こうでもない、と頭の中はぐちゃぐちゃ。
いいアイデアも浮かばす、テレビの中の畠山さんを見つめるばかり…。
翌日のこと。名古屋で養蜂家の船橋康貴さんの撮影でした。
撮影が終わった後、船橋さんに、映画への思いを語りました。
すると船橋さんが、「畠山さんなんか、出演してくれないかな」と言ったのです。
私は「畠山さん」の事は何も話していなかったのに。びっくりでした。
船橋さんは言いました。
「いやね、僕の尊敬している環境活動家が畠山さんと知り合いみたいで。今から電話してみようか?」
電話で聞いてみると、その環境活動家の方は、近々畠山さんと講演をするそうで、その講演の前にインタビュー撮影に応じてくれる事になったのでした。
あれだけ、私の頭の中では「難しい」と思っていた、畠山さんのインタビュー撮影が、あっさりと簡単に実現しました!!
写真 右)畠山重篤さん
「難しい」という言葉は、使った瞬間、現実を難しくしてしまうようです。
私も、最初に頭の中で「難しい」と考えてしまったために、難しいことが前提で、さらに難しく考えていたようです。
一人でそうやって考えていたときは、一歩も前に進まなかったのですが、それを横に置いて、船橋さんに純粋に映画への想いを語っていたら、そのコミュニケーションの中での触発から、私のやりたいこと(畠山さんへのインタビュー)は、簡単に実現したのでした。
私達は、人生の中で、「難しい」という言葉一つで自ら、簡単な事まで難しくしてしまっているのかもしれません。
道は、あっさりと開けてもいいのです。
こういったことは、コミュニケーショントレーニングネットワーク®の講座で学んだことではあるのですが、今回、改めて、痛感した出来事でした。
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