娘が無事に帰ってキターーー!!
家族、親子、子ども・親との関係などCTNブログこんにちは。
はじめまして(^-^)
大阪市に住む森田春美と申します。
地域でボランティア活動をしています。
ボランティア活動には、
いろんな年齢の方や背景の方がいらっしゃり、
コミュニケーションをもっとスムーズにしたいとの思いで、2年前からCTN(コミュニケーショントレーニングネットワーク®)で、
コミュニケーションセンスを学んでいます。
今日はその学んだセンスのおかげで解決した事件!?のお話を聞いてください。
我が家には大学4年生の長女を筆頭に、長男、二女の三人の子どもがいます。
二女はこの春に高校を卒業して大学生になったのですが、事件は大学受験が終わってしばらくしておこりました( ̄◇ ̄;)
二女は受験を終え、発表までの期間に、当時兵庫県のたつの市で下宿生活をしている長女の家に、遊びに行きました。
長女は姫路駅近くのスポーツジムでアルバイトをしていて、その日は終わるのが夜中の12時という事で、
二女は12時に姫路に着くように向かいました。
普段だったらそんな遅い時間に出掛ける事は許可しないのですが、
「受験の時に設問の答え方を間違えた。」
と、落ち込んでいる娘が、
「発表までの間にお姉ちゃんに会いたい。」
と言うので行かせることにしました。
夜中12時半頃に二女から電話がありました。
夜中の事でもあり、心配していた私は、
「着いた?お姉ちゃんに会えた?」
と、聞くと、
「なんか…、山科(京都府)に着いた。」
と、言うではありませんか!!
◆ ◆ ◆
まさかの反対方向。
時間は夜中の12時半!
まだ18歳の女の子が所持金5,000円で、山科に。
もちろん大阪方面の終電も出た後です(T_T)
新大阪、高槻、京都と、気づける機会はいっぱいあったのに、何故に山科まで行ってしまったのか!!
私の頭の中は、なんで?
どうしたらいいの?が駆け巡っていました。
無事に娘を帰らせたいと思う反面、
なんで山科まで気がつかなかったの!と
電話口で娘を責める私がいました。
私に責められていると感じた娘は、
「漫画喫茶に泊まる。」
なんて、言い出してみたり。
しばらくは私も娘も、冷静に物事を考えられる状態ではありませんでした。
でも、大切なことは、娘が無事に帰って来ること。
娘の元気な顔が見たい。
と気がついて、混乱していることは横において、
その場でできるベストの方法を考えました。
まず考えたのは主人に迎えに行ってもらうこと。
でもこれだと往復4時間近くかかってしまい、
翌日仕事の主人にはさすがに、
今から行ってとは言えませんでした。
では、どこか近くのホテルに泊まらせて、
朝イチで私が迎えに行こう!とも考えたのですが、
夜中に土地勘のない娘をホテルを探してウロウロさせることに抵抗があり….。
すると、一つの考えが浮かびました。
そうだ、タクシーで帰ってくればいい!
お金は家に着いてから払おう!
と、浮かんだので、娘に、
「タクシーで帰っておいで。タクシーは5,000円以上半額って、屋根に書いてあるのがあるから、それに乗って帰っておいで。」
と、伝えました。
そして、夜中に娘を長距離タクシーに一人で乗せるのも怖かったので、安全のために
「タクシーに乗る前に、お父さんから運転手さんにお話してもらうから、電話しておいで。」
と、伝えて一旦電話を切りました。
◆ ◆ ◆
次に電話がかかって来たときには、
「無事にタクシーが見つかったよ。今から帰るね。」と、言う娘の声も嬉しそうでした(^-^)
運転手さんには、
「お金は家で払いますので、よろしくお願いします。」と、伝えて待つこと1時間40分。
無事に家に帰って来ました\( ˆoˆ )/
そして、出迎えに出てお会いした運転手さんは、
本当に優しそうな方でした。
後になって娘から聞いたのですが、
山科の駅前にはそこそこタクシーが停まっていたのですが、5,000円以上半額のタクシーが見つからず、
うろうろしていると、
個人タクシーの運転手さんが降りてきて、
娘に声をかけてくださり、娘が状況を伝えると、
わざわざ知り合いのタクシーの運転手さんに電話して、呼んでくださったそうです。
来てくださった方は、
一日のお仕事を終えて帰った直後だったらしいのですが、快く来てくださり、往復4時間弱の道のりを送ってくださったそうです。
本当に感謝でした。
あのまま電話口で口論して、お互いが感情的になっていたら結果は全然違うものになっていたと思います。
コーチングを学んでいたことで、 感情を横に置いて物事を適切に扱うことができ、
娘を無事に家に帰らせる事ができました。
◆ ◆ ◆
そしてこの出来事から3日後、
娘は無事に第一志望の大学に合格する事ができました(^-^)v
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