こんにちは、コミュニケーショントレーニング中部の恒川鎮光です。
愛知県で歯科医師をしております。
今回は、コーチングに触れて私と歯科医院スタッフ達に起こった変化について
皆さんにご紹介できればと思います。
コンビニの数より多い歯科医院ですが、どちらかというと
「あまり通いたくない。苦手だ」
という方が多いのではないでしょうか?
ご存知のとおり、歯は健康な身体に欠かすことの出来ない重要な役目を果たしています。
そこで私は11年前、
「歯医者が苦手な皆さんにも、自分がやりたいことを
やれる健康な身体作りの為に、
多くの方に進んで来院して頂けるような親しまれる歯科医院を
作りたい」
という気持ちで、『どんぐり歯科』を開業しました。
しかし、数年経っても思うような結果は出せず、医院長である自分の思いばかりが
先行しているのではないかと感じていました。正直、スタッフ達とも温度差がありました。
そこで「歯科医院のための集客セミナー」や「経営セミナー」など、
色々なセミナーや講習会に参加するようになりました。
ところがそこで学んだ事はあまり効果はなく、もし効果が出たとしても、
日が経つとだんだん元に戻ってしまうのでした。
そんな時、歯科仲間の北海道の友人から、
「面白い人が話すから、美味しいものを食べに来るつもりで聴きに来ないか?」
という誘いがありました。その言葉につられて行った北海道で、
CTNの岸英光コーチに出会いました。
そこで初めて「パラダイム」という存在があることを知り、
歯科医院に結果が出なかった理由に気づけた気がしました。
「これなら違いを創れるかもしれない」そう直感した私は、
CTNのコーチング連続講座に通い始めました。すると仕事でのストレスが減ったり、
長男の中学受験をクリアリングを使ってサポートできたり、結果が出始めました。
自分に結果が出始めると、このコーチングセンスをスタッフ達と一緒に使えば
医院も変わるのではと考えるようになりました。
昨年3月からCTN講師の藤田菜穂子さんを医院に月に一度お招きして
コミュニケーションについて色々お話をしていただくようにしました。
スタッフのほとんどがコーチングに触れたのは初めてでした。
少しずつスタッフ達の中にも変化が生まれていきました。
患者さんとの会話が以前より弾むようになったり、
スタッフ間の関係性が良くなって笑顔が増えたり、
目的意識をしっかり持って、
色々なイベント等に取り組む様になっていきました。
最初は渋々参加していたほとんどのスタッフが、今では藤田さんの訪問を
毎回楽しみにしてくれています。
昨年秋から始まったコーチング連続講座
(コミュニケーショントレーニング中部のコアコース)には、
スタッフの過半数が参加するようになりました。
先日、藤田さんとのミーティングの中でスタッフ達の想いを聴く機会に恵まれました。
その中で、うちのスタッフ達にとって、『どんぐり歯科』が、
ただの歯科医院やただの職場としての存在ではないことを知りました。
「患者さんとの関係もあるから、育休を終えても、家から遠いこの医院に戻って来たかった」
「この医院だからこそできることがある」
「言いたい事が言える」
「どんぐり愛を感じる」
などなど、スタッフ達は、この医院を
「自分達を活き活きとさせてくれる場」だと感じてくれていることが
分かりました。
恐らくこのコーチングに触れていなかったら、
こんな言葉を彼女達が口にすることはなかったのかな?
と院長としてとても嬉しく感じ、同時にスタッフ達に改めて感謝の思いが湧きました。
この4月から、5年ぶりに戻ってきたスタッフも、医院の変化に驚いて、
コーチングに興味を示してくれています。
これからも、この機能するコミュニケーションであるCTNのコーチングセンスを活用して、
歯科医院訪れる皆さんと交流し、健康な身体作りに役立てるように取り組んでいきたい
と思います。