義父の葬儀でみえたもの
自分自身の生き方、変化、成長日常生活での気づき、趣味家族、親子、子ども・親との関係などこんにちは、知念隆生です。沖縄にある「日本一人口の多い村」で売り出し中の読谷村で、
熊本出身の妻と暮らしていて、仕事は主に知的に障がいを有する方々の支援を行っています。
またコミュニケーショントレーニングネットワーク®︎では水曜ナイトのスタッフにも携わっています。
先日、元気だった義父が突然他界しました 。
一月前までは元気に竹の子堀りしていたのに…。
すぐ良くなると思っていたのに…。
体の調子が悪いとの事で、病院に行くと、
腎臓の機能が低下しているとの事で2~3週間ほどの検査入院をすることに 。
しかし、日に日に状態が悪くなり、緊急の透析治療。
その後、急変し、息を引き取りました。
本当にあっと言う間でした。
息を引き取った直後、
看護師さんから「1時間半ほどで支度が終わるので、葬儀屋さんが迎えに来る段取りをして下さい」と… 。
うっ… 。
突然だし…。
夜中だし…。
葬儀屋さん分からないし…。
評判は?金額は?
立地関係も分からないし… 。
どこが便利なの?
義母、妻は決められる状況じゃないように見えるし…。
僕が決めるのはお節介かな〜…。
グルグルと自分の中で湧き上がるモノに頭も心も占領されます。
悲しい、自分に何ができるか、
婿だし…この雰囲気をどう扱ったらいいのかわからない‥と、
グルグルグル。
そんな自分に「葬儀屋さんを決めることと、このグルグルしていることは別のことだ」とハッと気づき、
「必要なことを聞かないと何も進まない!」とグルグルとなっている自分と別の自分で行動し始めました 。
悲しんでいる義母と妻に、
「葬儀屋さんは僕が決めて連絡しようと考えているけど、いいかな?」
と投げかけると、
「お願い」と一言 。
そこから、グルグルの自分のまま、
実家近くの葬儀社数社をピックアップ。
地図アプリで立地を確認し、
口コミ情報など一通り目を通して葬儀社に電話。
的確な情報取集と決断・行動と、
さっきまでの自分とは別な自分で動いていました。
早朝4時にもかかわらず、電話対応を行って頂き、
1時間後にはお迎えができるとの返事があり、
時間通りに迎えに来て、葬儀場へ移動 。
ここから、目まぐるしくて、殆ど記憶がありませんが、
近い親族への連絡、
お寺(お坊さん)の調整、
沖縄から来る家族の移動調整、
通夜の参加人数、
葬儀の参加人数、
火葬手続き、
通夜振る舞い&精進落としの食数…。
ワォッ!!!沖縄で通夜振る舞いとか無いぞ…
今考えると沖縄と熊本では文化が違うので、
「葬儀とはこんなもんだ」という私のパラダイムとは違うことから、
自分では想像していなかったことが次々と起こります。
さらに親族のパラダイム、
そして個人のパラダイムが入り混じり、
複雑に見え、感じる場になっています 。
複雑なことが起こっている場では、
色々混乱しそうになり、
何度も「もう何もしない方が良いかな?何も言わない方が良いかな?」と湧いてきます。
婿という立場ですし、
沖縄には無い風習や風土、考え方に対し悩みました
でも、そんな中、
私はコミュニケーショントレーニングネットワーク®︎で学んだ事を活かして、
自分の湧いてくる気持ちや、
その場の雰囲気にのまれることなく葬儀の中で起きてくる事象が適切に扱えた事で場が整い、
みんなが義理の父を想う時間が創れました。
葬儀の後、妻の友人に、「知念さんって、スパッと意見を選択して、
ズバッと物事を提案してササっと物事進めたりするけど、なんだろう、愛があるよね〜」と声をかけて頂きました 。
あら、嬉しい♪
義父が他界した事は残念ですが、コミュニケーショントレーニングネットワーク®︎のセンスに触れ、成長?前進している自分が見えた事は私にとって良い収穫でした。
この場を借りてですが、
お義父さん!!!
あとは任せとけ〜♪
お読み頂き、ありがとうございます。