敵と思っていたら、ただ違いがあるだけだった
CTNブログ岸英光自分自身の生き方、変化、成長仕事、ビジネス、経営、組織づくり高知のコーチ、クサカです。
皆さんは自分のやり方を否定されたり、自分と違う意見ばかり言う人がいるとついついその人が敵であるかのように思えてくる時はありませんか。
単に質問してくれただけなのに、なんだか自分の意見が否定されているように感じてしまう。それでついには本当に敵対する関係になっていくなんてこともあったりして…。
そして、敵となってしまった人がたとえ異動で居なくなっても、別の人が新しい敵になってしまう。ふと気付いたら周りにはいつも敵がいる…、なんてことに。
そんな私でしたが、コミュニケーショントレーニングネットワーク®️の講座に参加していたら、今までとは違う展開を創れるようになってきたのです。
最初のきっかけは、講座の中で、他の参加者の方が話された体験とそれに対する岸コーチのコメントを聴いていた時にふと気付いたことからでした。
それは「実は敵が外からやってくるのではなく、自分が周囲の人を敵として存在させてしまっているのかも…」ということです。
その時から私は「人を敵にしない自分」という在り方にシフトしていました。
やり方や意見が違っていても、敵ではない。
組織を良くしよう、何かを改善しようという目的は同じで、ただやり方や意見が違うだけ。
それぞれの意見を出し合ったときには、「ああ、あなたはそういう考え方なのね」と受け取る。
そうなってくると、どちらかが我慢をして和を乱さないようにするといったような無理もしなくていい。かなり、楽になる。
こうして、以前だったら敵にしていたような人たちとも、異なる部分をもったまま一緒に活動するパートナーとして関わることができるようになってきたのです。
そして、講座のトレーニングの中で自分の考えを相手に伝えるセンスも育っていき、意見ややり方が異なる人、その主張をしてくる人は「私の意見を潰しにくる敵」から「私に新たな観点、ヒントをくれるありがたいパートナー」になっていきました。
すると、組織の中で多くの人と動けるようになり、それが認められて昇進が決まったり、さらには組織の外からも協力者が集まってくるようにもなってきました。
まったく自然な運びで、今では自分の意図したことが周りに広がり伝わっていき、多くのアイディアを得ながら、より力強く良質に物事が進むようになっています。
講座でのトレーニングの日々は、特別な苦しい修行をしたというものではありません。様々な背景を持つ人たちとワイワイ楽しくワークなどに取り組んだだけ、という印象しかありません。
それで手に入ったコミュニケーションのセンスと結果。このブログを読んでくださった皆さんにも講座を体験していただき、皆さんの望む方向に物事が進むようになったらとても嬉しいです。