やりたくなかった興味がなかった仕事が今ではやりがいを感じる仕事になりました
CTNブログ岸英光自分自身の生き方、変化、成長仕事、ビジネス、経営、組織づくりコミュニケーショントレーニングネットワーク®で活動している岸大五です。
東京で人材育成を主とした企業で働いています。
昨年の5月に、「あらゆる人の可能性を見出してイキイキと働く人が増える社会を創り
たい」と人材育成の業界に転職をしました。
当時は「やりたいことがやれる!」とワクワクしていました。
けれど、入社後に配属されたのは、やりたかった教育研修事業の部門ではなく、新規に立ち上がったばかりの部署でした。
その部署では、外部のオンラインイベントの運営支援を行うビジネスを行っていました。
配属が決まった当時は「え~?全然人材育成と関係ないじゃん?!しかも具体的にやることがわからない、、、」
そんな戸惑いと不安がいっぱいでした。
その後も、転職したばかりですぐに社風に馴染めず、
ましてや仕事内容が今まで全くやったことがなく経験値が足りない。
また、新規事業で周囲も忙しく転職者へのサポートが一切ない。
なによりやりたいことではない部署だったので、正直あまりやりがいを感じていませんでした。
ただ、そんな状態でも精一杯仕事に取り組みました。
そして、配属後2週間ほどが経ち、
上司から「岸君、翌週大事な顧客の大規模なオンラインイベントを開催するから支援してきてほしい」と言われました。
「え、いきなり1人で?!しかもそんな大事なお客様のイベントを?!」と驚きましたが、
せっかく任された仕事なので、不安とプレッシャーに飲まれつつもできる限りの準備を行い、イベント当日を迎えました。
転職後初めての顧客先です。
「今後部署異動の希望が通りやすくするためにも、まずはここで結果を残そう!」としっかり取り組みました。
ですが…
そこで大きな失敗をしてしまい、お客様からはもちろん社内でも大目玉を食らいました…。
私は、「配属したばかりで、初現場の人材をそんな重要なイベント担当にするなよ」
「そもそもやりたいことじゃなかったしな~」
と不満が募り、相変わらずやり甲斐を感じていませんでした。
そんな時、以前コミュニケーショントレーニングネットワーク®の講座で学んだことをまとめたノートをめくっていました。
悩みがあるときや決断をするときは、いつもこのノートを振り返ることにしています。
ちょうど「意図」というセンスを学んだページが目にとまりました。
「最近このセンスの探究はしていなかった!」と気付き
今、取り組んでいる現部署の仕事について、自分がそれをやる意図を探ってみることにしました。
(「意図」については、パラダイムエッセンスコースの講座で詳しく扱います。)
すると、
参加者もお客様も全員がハッピーになるイベントを創る!
関わる人の人生が変わるイベントを創る!
心から楽しめるイベントを創る!etc…
そして、続けていくと
「人の可能性を見出してイキイキと働く人が増える社会を創る!」
そんな言葉が出てきたんです!
「これって人材育成に携わりたいと思ったきっかけと同じだな!」
「業務内容は違えどそこにつながっているんだ!」
とわかり、自然とワクワクしている自分がいました。
それからは、これらの事を思い出しながら仕事に取り組みました。
思い通りにいかないこと、大変なこともありましたが、出てきた言葉を思い返して精一杯仕事に取り組み続けました。
そして、当時から8か月ほど経ちました。
当初やりたかった人材育成の業務ではないけど、今はこのオンライン運営支援の仕事にとてもやり甲斐を感じています。
支援を手伝ったイベントに参加してくれた方から
「ものすごく充実した学びのあるイベントでした!」
「明日からの仕事が楽しみになりました!」
「今までの患者さんとの向き合い方を変えるきっかけになり、自分の仕事のやりがいに気付けました」
などの言葉をもらえると、
自分の意図「人の可能性を見出してイキイキと働く人が増える社会を創る!」に繋がる瞬間を感じ、とてもやりがいを感じます。
また、参加者だけでなく、お客さんと一緒にイベントの企画・立案のために「あーでもないこーでもない」と、イキイキと話し合いながら創作していく時も自分の意図に繋がっていることを感じられます。
大変なことも多いのですが、常に自分の意図に立ち返り、今はこの仕事をとことん極めたいと思っています。