自分のあり方を変えたら、仕事のやり方が変わった
CTNブログ講座・イベント情報、報告、講座に参加して自分自身の生き方、変化、成長仕事、ビジネス、経営、組織づくりみなさん、こんにちは
北海道在住ののんこです。
私は学生時代からかっこいい大人になりたなぁと思っていました。
ハイヒールを履いて、
トレンチコートを着て、
事務所に座っていることなく会社の外に出かける・・。
そんな光景を想像していたのを今でも鮮明に覚えています。
で、現在はと言うと・・。
確かに風貌は、そうなっているかもしれません。
ハイヒールを履いて、コートを着て、
自由に外に出られる環境で仕事に取り組めている。
でも、当時を振り返ってみると
そこには『どんな自分?』が全く無く、どんな人間になりたいとか、
想像すらしていませんでした。
そんな私は現在、人事の仕事に携わっておりますが、
その仕事をするなかで、最近大きな気付きがありました。
毎年春に、社員に渡す給与通知書を作成するのですが、
毎年同じ仕事にも関わらず、記載内容に間違いがあることに気がつきました。
それも、社員へ配布してからです。
すぐに部長と専務に話しをしに行きました。
私 『専務、すみません。現在、給与通知を配布していますが
内容に一部間違いがあることわかりました』
専務『えっ!?どうなってるんだ。教えてくれ!』
私は、理由を説明しました。すると、
専務『どうしてそうなるんだ!皆んなが働いて貰う給与だぞ!!
絶対間違ったらダメなんだって!そんなんじゃ、皆んな、これからも安心して給与を受け取れないだろ!』
と、専務は怒りをあらわにし、厳しく注意を受けました。
当然です。
その日は、そのような間違いをしてしまったということに呆然としながら
給与通知書の回収をし、ひたすら作成し直していました。
自宅に戻ってからも、専務の『絶対間違ってはダメ』と言う言葉が残っていて、
『絶対間違わないなんてあるわけないじゃん』
『私、できないんだって』
『もう、誰かやってよ』
と、思っていました。
それから丸1日たった頃、
『あぁ、そっかぁ。私、間違えない、そんな風に思って給与送金の仕事をしてこなかったなぁ』と
ふと気付きました。
そうなんです。
わたしはこれまで
「仕事は間違ったらすぐ直せばいい」というあり方で仕事をしてきていました。
「全て機械でやるわけじゃない、人がやっていることだから必ず間違いはある、間違ったらすぐ直せばいいんだ」と、
自分に保険を掛け、『絶対に間違えない』という考えは少しも持ち合わせていませんでした。
確かに『絶対に間違えない』は、現実としてあり得ないかもしれないけど、
その自分のあり方で仕事をしていたらどうだっただろう、と思い直しました。
『絶対に間違えない』自分として仕事をする。
それからは、その自分のあり方をしっかりと掴んで仕事をする私がいます。
その自分で仕事をすると、例えば、
自分でやった仕事について必ず確認、また、第三者にも確認をしてもらうことを徹底することで、
給与送金業務をスムーズで、確実に行えるようになりました。
ミスも未然に防ぐことができ、仕事時間も早くなり、
「大丈夫かな」といった不安もかなり少なくなりました。
こうして自分自身のあり方を変えることで
自ずと仕事のやり方がどんどん変わることを感じました。
当時、描いていた私が思う『かっこいい大人』は見た目だけでしたが、
今では、その都度のあり方によって仕事を進めることができ、
短時間でもしっかりと結果につながる仕事ができるようになりました。
そして何より、自分の仕事への自信がついてきたこと感じます。
ついつい仕事のやり方ばかりに目が行きがちな私たちですが、
自身のあり方にも目を向けてみてみると、思いもよらない結果に結びつくかもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
のんこ