娘よ!どうした?担任着信、LINE10件 ~模擬試験事件とコミュニケーション~
参加者の声CTNブログ家族、親子、子ども・親との関係など教育日常生活での気づき、趣味人間関係連続講座に参加された方で、パラダイムシフトコミュニケーション®のセンスを活かしたら
お子さんとの関わりで〇〇なことが起こりました~!とお聴きし、これはぜひともたくさんの人にお伝えしたくなりました。ご本人や登場するご家族のご承諾を得て、紹介致します。
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私には高校二年生の娘がいます。
今朝、娘の高校から着信がありました。
「娘になんかあったのか?…。」
ドキドキしながら娘の学校に連絡してみると、
「進学を希望してるなら模擬試験を受けましょう。お金は月曜日でいいので、申し込みを
今日するようお母さんの方から娘さんに言って下さい」と担任先生の言葉。
電話を切って、ふとLINEに目をやると、わっ?
10件以上のメッセージ。全て娘から。
愚痴のオンパレードでした。
「担任から電話あるかも。模擬試験の件で」から始まり、
「マジで受けない」「帰りたい」「マジで担任うざい」
そこから伝わるのは頑として模試を受けるつもりはない娘の姿勢。
「模擬試験って押し付けて無理に受けさせてもなぁ…
どうしたらいいもんかなぁ。」と悩む母、私。
連続講座に参加してから、親としてどうあるべきか考えてきました。
その私の本当の気持ちを、素直に娘にLINEで伝えてみました。
母
『ママは迷ってるよ。正直。何が〇〇にとって一番いいのか、
将来〇〇が、「もっと出来たんじゃないか」、「あの時なんでしなかったんだろう」
って後悔はしてもらいたくないと思ってる。
勉強も、部活も、恋愛も、遊びも。
だから、一時的な感情じゃなく、ちゃんと〇〇が今一番大事にしたい事をして欲しい。
ママは〇〇の味方だからさ』
その後
娘
『模擬試験代払ってきたから、後で頂戴』
えっ?ん?別人?さっきまであんなに模擬試験を拒んでいたのに。
娘に何があった?の展開。
今までなら、
「受験に大事なんだからやっとけ」と押し付けたり、
「進学する人は受けることが当たり前なんだから」とか、
「先生のいうことはとりあえず聞いておこうよ」などと説き伏せたり、あの手この手でなんとか模擬試験を受けさせることに動いたと思います。
でも今回は違いました。
そして自分の意志で選択して行動した娘から、コミュニケーションの可能を
見せられた思いでした。
この出来事から半年。
娘は高校三年生になりました。
今までは自分の進路すら、めんどくさいからとりあえずこれでいっかぁ?って感じで
決めていたのが、この出来事以降、
・〇〇に興味がある!
・この大学が気になって調べてみた!
・部活動でもいままでやったことがないポジションにもチャレンジした!
・将来に向けて、模擬試験も自ら受け続けている!
などと主体的に行動しているのです。
さらに母と娘の関係もそれぞれに成長しながらパワーアップしています。
そして、もう一つ嬉しいことがあります。
母親の本当の気持ちに触れてから、娘は自分に悩んだ時に私に相談してくれるように
なったのです。
「自分の想いを伝えること」「対等な関係性」がこんなにもお互いを活かし合えることを
身を持って感じています。
このセンス、子育てにも、仕事にもどんどん活かして行きます。
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Nさん母娘
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皆さん
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鈴木志麻