「ただ、尋ねたらいいだけなのに…」

皆さま

こんにちは！
ＣＴＮ（コミュニケーショントレーニングネットワーク®）講師の山本美保です。
皆さまは、ただ尋ねたらいいだけなのに、尋ねにくいときってありませんか？

相手に「〇〇と思われるんじゃないか」とか思って、尋ねたいのに尋ねられない…。

私も色々な思いや考えが湧いてきて、尋ねられないことがありました。

私は『透析ケア』という月刊誌で

「対話スキルを磨いて円滑コミュニケーション♪透析スタッフのためのコーチング入門」　

という連載を2年間書いていました。

毎月、ひとつのコミュニケーションセンスを取り上げ、主人公のトウ美さんに、

コミュニケーショントレーニングネットワークのコーチが伝えていく、という設定で

取り組んでいましたが、1年くらい連載が続いた頃、書いている内容にもより愛情が増し、

この連載が本になったらいいなぁ～と思うようになっていきました。

そこで、編集者さんにメールで

「この連載を本にすることはできますか？」と尋ねてみたいと思ったけど、

こんなこと訊いたら厚かましいかな。

恐れ多いかな。

断られたら連載を書く気力がなくなるな。

連載も断られたらどうしよう。

など。

ただ尋ねるだけのことに、色々な思いや考えが湧いてきました。

でも、パラダイムシフトコミュニケーションのセンスのおかげで、その湧いてきたものを

横に置いて質問ができました。

ただ、その件に関して、編集者さんからは返信ありませんでした。

ガーン(>_<)

ショックでしたが、「ただ返信がないだけ」と、それもこのセンスのおかげで、返信がないことに引きずられず、そのまま連載を続けました。

そして、それから半年くらい経った頃、再度「この連載を本にすることはできますか？」とメールしてみました。

パラダイムシフトコミュニケーションを学ぶ前の私なら、そもそも連載まで辿りついても

いませんが、雑誌の連載を本にできるかなど、尋ねてみることもできなかったし、

前回メールの返事がないものを再度メールで尋ねるなど、絶対できなかったと思います。

図太い神経だと思われる。

この前返信ないんだから、察しろと思われる。

常識がない人だと思われる。

欲張りな人だと思われる。

編集者さんを怒らせる。

編集者さんをあきれさせる。

本になるなら出版社から言ってくれるはず。

など、など。

尋ねる前にいろいろな思いや考えがまた浮かんできましたが、

「返事がない」ことにとらわれず、

「二度目のメールを出してはいけない」ということには繋げず、

ただメールで尋ねるということができました。

こんなシンプルな行動、簡単にできていいことなのですが、なのに、行動をせず、

止まっちゃっていることありませんか？

私もこのセンスのおかげで、行動を止めずにすみました(^^)

すると、二度目のメールには返事があり、しかも会議にかけてくれるという前向きな内容。

そして、なんと今年の春に出版してもらえることになりました！

やったぁ～(^^)v

やっぱり、行動してみるものですね～♪

しかも、この場合はメールを出して尋ねただけ。

こんな簡単な行動が自分の望みを叶えてくれる結果に繋がっていくのですから、

色々と自分に湧いてくる思いや考えにとらわれず、やってみてよかった～(*^_^*)

皆さまも何か躊躇していることがあれば、まずは動いてみてください。

そして、一度ダメだったぐらいで決めつけないでくださいね。

その後の行動でどうなるか、また変わっていくのですから～！

皆さまの行動から、自分が望む未来につながりますこと、心から意図しています。

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山本　美保
Newとらる co.　代表
メール　info@newtoral.com
URL　　http://newtoral.com/
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生活習慣病診療に役立つ受容と和みのコーチング
～コーチングセンス10の対応法～
（クリエイツかもがわ）http://goo.gl/VU21yG
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