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2020年04月13日

息子

CTNブログ家族、親子、子ども・親との関係など自分自身の生き方、変化、成長仕事、ビジネス、経営、組織づくり未分類

私は、コミュニケーショントレーニングネットワーク®でコミュニケーションについて学び始めて、約8年になります松浦明です。

3月末で研修医を終えた長男が4月から歯科医師として関東で勤務します。
以前の息子は、大学時代留年したり、少しいい加減なところがあり、心配することもありました。

その後、彼もコミュニケーショントレーニングネットワーク®の講座を受けました。
同じ講座を受けたことで、共通の言葉で会話できるようになり、彼の未来について、歯科の今後の在り方について、家族についてなど、たくさん話をするようになりました。

例えば、父である私の方向性と、息子の方向性は一緒だろうか。
今の歯科界の現状と今後はどうなると思っているか。
自分の可能性を追究したら何ができるか。
今のクリニックを未来にどういう組織にしようと思っているか。
これからの歯科界をよくするにはどうしたらよいか。
などです。

5年生の末ごろから急にスイッチが入って、友人、先生を巻き込んで、すごく勉強していました。
当初は成績もあまり良くありませんでしたが、1年後には無事に国家試験に合格しました。

卒業後、1年間大学で研修医として修業するのですが、希望した大学が難関だったので、結局、3番目に希望した大学に行きました。

息子は、日本では父にかなわない。
海外で勝負したい、とも言っていました。
昔の僕だったら、簡単に許すことはできませんでしたが、今では息子の可能性のためなら、手放して、やりたいようにやらせようと思っていました。
ただ、82歳になる父は残念そうでした。
去年3人で一緒に白衣を着て写真を撮りました。

3人とも幸せでした。

 

 

その夜一緒に食事に行って、将来について3人で語っていました。

そこで、ある先生の話題になり、
「その先生って、あの有名な先生?」

「じゃあ、今から電話するから変わるか?」

「初めまして、息子の○○です。一度見学に行かせてください。」
と伝えていました。電話を切ったあと、

「そこに行けるなら、給料はどうでもいいから行きたい。」
と言い出しました。

その先生の医院に、見学に行くことになりましたが、息子は私の紹介で見学に行くことを躊躇していたようでした。

そのことを友人に相談したところ、
「生まれてきたのも才能だから、親の使えるとこは使ったら良いでしょ。」
と言われて、それまでずっと父に対してライバル意識を抱いていたことに気づき、そのことから解放されたそうです。

4月からはその歯科医院に勤務することが決まり、死に物狂いで準備している息子が、本当に誇らしいです。

そして、私とも、いつか一緒に仕事がしたいと伝えてくれました。

 

コミュニケーショントレーニングネットワーク®で得たセンスで親子関係が激変しました。
彼を含めて、子供が4人いますが、本当に仲良くやっています。
妻とは、去年10年ぶりに二人で旅行にも行けました。
世界に感謝です。
ありがとうございました。

松浦 明

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