こんにちは。後藤照典です。
コミュニケーショントレーニングネットワーク®️の
連続講座を受講後、東京で、コーチ・コンサルタント・
講師をしています。
最近、自分自身の「パラダイム(※)」が変わった体験を
お伝えします。
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※パラダイム…価値観の枠組み。
詳しくは、
「パラダイムシフトコミュニケーション®」で扱います。
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私は
「自分に任された仕事は、自分ひとりで責任を持って
やらなきゃ!!」
という思いを強く持っています。
最近では、コンサルティングの案件が増えたことにより、
仕事量が増えてきても、人に頼らず、
自分で終わらせようとし、週末も仕事をすることが
続いてしまっていました。
その背景として、私には
「人に頼むのは申し訳ないことだ」
という「パラダイム」がありました。
子どものころから、親に
「人に迷惑をかけてはいけない。自分でちゃんと
やりなさい!」
と、口すっぱく言われてきたことが、
影響しているかもしれません。
また、思い返せば大学生時代に、
教育ボランティアの活動をしていたときの仲間に、
「もっと、オレたちに頼って欲しい」
と言われたこともありました。
しかし、その時には、
「自分でやらないといけない。」と思っていて、
仲間には助けてもらわず、一人で最後までやって
いました。
そして、少し前にも、会社の社長から、
「君は今、自分で仕事をしすぎている。
もう限界にきているでしょ?
やり方を変えなければダメだよ」
と言われました。
確かに、忙しい時期が続いていて、
心の余裕も少なくなっており、
会社の周りのメンバーに、きつく当たってしまうことも
ありました。
確かに、もう限界にきているかもしれない、
と気づきました。
私は、社長に
「はい。限界です。変えます。」
と宣言しました。
その後、
ある大きなコンサルティングの案件が始まることに
なりました。
そこで、勇気を出して!!
お二人の方に、
「一緒にプロジェクトをやっていただけないか」
と依頼をしました。
依頼のメールを書く時に、
「相手の方も忙しいんじゃないか・・」
「迷惑だって思われないだろうか・・」
「嫌だなぁ・・・」
という考えが、頭の中をグルグル回りました。
しかし、
「あ、自分は今パラダイムに捉われているな」
と気づいて、冷静に、依頼メールをお送りしました。
すると、すぐにお二人からお返事をいただきました。
「素晴らしいお仕事の機会をいただき、
ありがとうございます。」
「とても楽しみです。ありがとうございます!」
その時、私はハッとしました。
「ああ! 人にお願いするって、喜ばれることなんだ!
ありがとうを言われることなんだ!!」
これまでの
「人に頼むのは申し訳ないことだ」パラダイムが、
シフトした瞬間でした。
その後は、他のプロジェクトでも周りの方に
お願いするようにしました。
やはり、同じように「ありがとう」という言葉を
いただけます。
さらに、人にお願いをしていくことで、
より大きな成果につながることにも気づきました。
今では、一人で抱えて仕事をしていた頃より、
1週間でたくさんのプロジェクトが進み、
お客さまに価値を提供することができています。
感じられるやりがいが、以前よりも強くなっています。
「パラダイム」がひとつ変わるだけで、
人生は全く違うものになると感じた体験でした。
皆さんも、コミュニケーショントレーニングネットワークで、パラダイムを変えてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
後藤照典