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2018年12月09日

自分とのコミュニケーション

CTNブログ仕事、ビジネス、経営、組織づくり

こんにちは!
東京在住の長島です。

みなさんは「コーチング」と聞くと、何を思い浮かべますか?
私は「人とのコミュニケーション」を思い浮かべます。コーチングは「人ありき」と思っていました。

でも、コミュニケーショントレーニングネットワーク(R)で学ぶうちに、「自分とのコミュニケーション」もある、ということを知りました。

「自分とのコミュニケーション」で思いがけない結果を手にした体験を今日は書きたいと思います。

私の仕事に「給与計算」がありました。

初めて給与計算をした当時、7店舗のスタッフ、約200名分の給与計算を1人でしていました。

ほとんどのスタッフが時給計算なので、タイムカードから実働時間を計算し、残業時間や深夜時間も計算し、そして、給与ソフトに入力。
慣れない仕事でしたので時間がかかりました。でも、締切があります。給与の振込手続きまでに仕上げなければいけないので、ゆっくり仕事できません。

私「えっと~、このスタッフは、勤務時間が〇〇時間で、休憩時間は△△時間。だから実働時間は××時間か。で、残業時間は◇◇時間、深夜時間は無しね」

「このスタッフは、遅刻してるし有休もある!だから実働から遅刻を引いて、有休分を足して…」

と、事務所には私1人なので、ひとり言をいいながら仕事していました。
私「このスタッフも有休か。あれ?さっきも有休がいたけど、時間足したかな?不安!見直さなきゃ!」「あっ!このスタッフは今月いつもより出勤しているから、交通費が変わったんだ!あれっ?さっきも交通費が変わった人がいた。変えたかな?不安!見直さなきゃ!」

こんなふうにその店舗の給与計算が終わっていても、他の店舗で何か不安材料を見つけると見直し、また見直し、またまた見直し…。

そして時間は過ぎていく。仕事は終わらない。締切が迫ってくる。焦る。また不安材料を見つける。見直す。悪循環。

仕事が終わっても不安は残り、引きずり、そのうち不安で頭がパンパン!ストレス太りで身体もパンパン!(^^;;)

ずっと心には不安があり、何をするのも嫌。誰も手伝ってくれない。いつも私ひとり。誰も私の大変さをわかってくれない。私にはこの仕事無理だ。

孤独と卑下の毎日。だんだんと塞ぎこむ時間が長くなって「誰か助けて~」心が叫んでました。でも誰にも相談しませんでした。経理の仕事は私1人に任されていたため、誰にも相談できなかったのです。

このままでは自分が潰れてしまうと感じた私は、コーチングのセンスを自分に使ってみることにしました。
『自分とのコミュニケーション』です。

私「何がそんなに不安?
 給与計算は嫌かもしれないけど、何もかも嫌になるのはおかしくない?
 勝手な自分の思い込みや想像で、自分を苦しめてない?
 仕事を引きずらないで、ひとつひとつ終わらしていこうよ。
 出来ている部分もたくさんあるじゃない。認めてあげようよ。etc.」

自分とコミュニケーションをした結果、思い込みや想像に引っ張られる事なく、現実に起きている事だけに目を向けることが出来ました。何が不安なのかも明確にし、仕事のやり方を改善することが出来ました。

そして、ひとつの仕事が終われば「完了」。終わった仕事は頭から消えて、不安を引きずらなくなりました。

コーチングを学んだおかげで「自分とのコミュニケーション」ができ、行き詰った仕事から脱出できました。いっぱいいっぱいだったあの時の自分は、今はもういません。

自分とコミュニケーションをとってみたいあなた!
このセンスを身につけて自分とコミュニケーションしてみてください。

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