こんにちは。
通所リハビリ施設で理学療法士をしている福田圭志です。
以前の勤務先での出来事をシェアさせていただきます。

以前、自分の中で、少し「苦手だなー」と感じてしまっていた利用者さんとの関わりで
失敗したことがありました。

その日は、たまたま体のだるさもあり、
「しんどいなー」「体がだるいなー」と、体調にも気をとられながら仕事をしていました。

その苦手だなーと感じている利用者さんは、
ベッドから車椅子への乗り移りに介助が必要な方なのですが、
お昼前になり、その利用者さんをベッドから起こし、食事に誘導するときのことでした。

頭の中は、「苦手だなー」「しんどいなー」「体が重たいなー」がぐるぐる回っており、
そんなときに限って、頭の中の思いに気を取られてしまい、
いつものルーティンをし忘れていました。

腕時計を外すことを忘れていたのです。

そして、腕時計をしたまま利用者さんに触れてしまい、幸いケガはなかったですが、
腕時計が身体に触れてしまい、痛い思いをさせてしまう結果となりました。

また、起き上がってから靴を履いていただく際には、
利用者さんが自分で足をあげるために身体を倒して下さっているのに、
それに気づかず、体を起こそうと介助し、逆に邪魔をしてしまったり、

ベッドから車椅子に移る際の方向転換でも、普段は説明するところを、
何も言わずに行ってしまい、利用者さんはご立腹され、

「ちゃんとやってくれ!」と言われ、散々な結果でした。

 

 

その時、自分にあった、「しんどさ」や
「利用者さんと関わるのが苦手だな」という思いだけでなく、

「何か言われたらどうしよう・・・」
「怒られたらどうしよう・・・」
など、現実に無いことばかりに気を取られ、

自分の頭の中の思いとだけコミュニケーションをとっていたことに気づきました。

頭の中のことに影響され続けていたのです。

後日、その利用者さんと送迎車で一緒になることがあったのですが、
その時は、どうしても頭の中に湧いてきてしまうことを否定せず、

自分の中で「苦手だな。」「緊張するな。」「怖い。・・・」と、
頭の中に湧いてくることを、否定せずにただ認めていきました(※)。

※コミュニケーショントレーニングネットワーク®連続講座等の
「クリアリング」で扱うセンスです。

そうすると、その送迎車内では自分の頭の中に振り回されず、
利用者さんと自然と居続けることが出来ました。

すると、利用者さんの方から、子どもさんが産まれたときの嬉しかった思い出や
仕事のことなど、いろいろと持ち出してもらえるようになってきました。

また、自分の頭の中とコミュニケーションせず、目の前の利用者さんと居続け、
コミュニケーションをとっていると、利用者さんの反応も感じ取れるようになり、

「こういう訊かれ方は好まれないのかな」
「こういう話に詳しいんだな」

と、少しずつですが、その人にふれることができるようになってきています。

 

 

パラダイムシフトコミュニケーションのセンスを取り入れることで、
最近では、その利用者さんに直接介助を依頼してもらえるなど、
関係性がガラッと変わってきています。

 

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