そのことを子どもたちに伝えようと決意し、
子どもたちに伝える前に、自分の伝えたいことを
しっかり探究しようと、
この「片付けをしない」影響には、
どんなことがあるだろうと探りました。
そうすると様々な影響が見つかりました。
その影響の中で、妻は、もともと高血圧で、
子どもたちが片付けをしていないと妻がすぐに怒り、
更に血圧が高くなり、健康に良くないという影響が
見えてきました。
妻には健康でいて欲しい、
笑顔でいて欲しいという意図は、
私が持っているだけでなく、
子どもたちも持っているんじゃないかな?と
考えると、少しワクワクしながら、
どう伝えるかを自分の中で考えました。
この考えたことを子どもたちに伝えることに
しました。
「ちょっと話があるんだけど、聞いてくれる?」
と話すと、長女が、
「片付けするということ?」
と聞いてきました。
まだ何も言ってないのに、するどいな
と思いながら、
それもあるけど、話を聞いて欲しいと伝え、
子どもたちに、
「ママが高血圧で体調悪いのを知っている?
ママの高血圧は、本当にいつ倒れてもおかしくない
くらいなんだけど、ママには健康でいて欲しいし、
笑顔でいて欲しいとパパは思っているんよ。
ただ、ママってすぐ怒ったりするやん?
そうすると血圧が上がって身体が悪くなって、
本当に倒れたりするかもしれないし、
そうなるとパパは凄く悲しい。」
と伝え、
子どもたちに、
「どうすればいいと思う?」
と聞いてみたところ、子どもたちが話し合いを
始めました。
そして、話し合って出てきたのは、
片付けのことではなく、自分たちがすぐ喧嘩して、
ママがイラッとする話でした。
私も「これはあるな~」と感じながら、
一人、一人としっかり向き合い、数十分間、話を聴くことに集中しました。
「ママを喜ばせる」になってきました。
話が一旦終了したところで、私が、
「それじゃあ、今、どうすればいいと思う?」
と聞くと、長女が、
「部屋を片付ける、自分たちが宿題する、
お風呂を沸かす、ベッドメイキングする、
掃除機をかける、食器を洗う、
それを役割分担して、今からする。」
と、自ら片付けのことを言ってきたのです!!
私が「じゃあそれをみんなで実行しよう」と言い、
子どもたちも「やろう!」となりました。
長女と次女が散らかったものを片付けていると、
末の娘は、掃除機を隅から隅まできれいに
かけだしました。
私は食器を洗って、
みんなでベッドメイキングをして、
ほぼ終わったかなと思うと、
次女が案で出ていなかった玄関の靴を並べる、
スリッパを並べるなどもしていました。
そして、みんなリビングに戻ってくると、
ラグを「こうしたほうがきれいになるんじゃない?」
と、ラグもきれいにしだしました。
やっている最中、
部屋がどんどんきれいになっていって、
「達成感あるわ~、気持ちいいな~、
これ、ママが見たら絶対喜ぶやろうなo(^▽^)o」
などと、子どもたちが声を出しながら、
行動していました。
そして、喧嘩もしていません(^-^)
更に、片付けの後は、宿題も自らやりはじめ、
終わらせました
その後、妻が帰ってきて、
玄関に入るなり声が聞こえてきて、
「なにこれ、めっちゃきれいや〜ん
スリッパまで並んでるし〜」
そして、リビングに入ってきて、
「めちゃ、きれい
家に帰ってきたら部屋は汚いもんやと思ってたわ〜」
とめちゃくちゃ喜んでました(^-^)
「そうやろ〜、私達でやったんやで〜(^_^)v」
と誇らしげです。
それを見て、私も心穏やかに凄く嬉しくて、
このセンス本当に凄いと感じました。
その後も、部屋が常にきれいな状況とまでは言いませ
んが、子どもたちが留守番をしているときも、自主的
に自分たちで片付けをしたり、
ママが喜ぶことを合言葉に、
妻とコミュニケーションをとっているようです。
影響や意図をいろんな角度から探究して、
CTNのセンスで伝えることって、
本当にいつも結果がでるなと感じています。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。