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2018年05月13日

創りたい未来からコミュニケーションを起こす

家族、親子、子ども・親との関係など未分類

北海道で保健師として働きながら2人の女の子を子育て中の澤田です。

「健康づくりでまちづくりをしたい」を公私共に口にしてきた私。

仕事でなかなか地域のニーズに合う子育て事業がない。
上司に相談しても「すでに子育て事業はある」として聞く耳を持ってもらえません。

そんな中、私は
「家族や親子の生き生きが地域社会の生き生きを創る」意図から
おうちで気軽に専門的な相談ができる場所(しゃべり場)を創りたくて、
澤田の家→澤田ん家→「さわだんち」と称して、仕事とは別に自分でそんな場を創っちゃいました。

また、「さわだんち」には「さわ団地」もかかっていて、私の意図する「まちづくり」の
意味合いも込められています。

そして昨年、北海道ではコミュニケーショントレーニング北海道主催による「インタラクションコース」が開催され、その受講生として大阪から参加されている、親子料理教室こどもキッチン主宰の石井由紀子さんとの出逢いがありました。

全国のCTN(コミュニケーショントレーニングネットワーク®️)の繋がりから、こどもキッチンの活動に注目していた私は、
「2歳の子が最初から最後まで料理するだって?」と、そんな場を創っておられる石井さんの存在が気になっていました。
また「台所仕事から子どもの自立を創る」という、こどもキッチンの意図にも魅かれていました。

そんな石井さんが北海道に来ている。
「これはさわだんちと何か一緒に出来ないかな〜」と勝手にワクワクしていました。

と、同時に「そうは言っても石井さん、大阪の人だし、北海道と大阪と離れているし、準備とかしっかり出来るんだろうか」とか、
「わざわざ北海道にきてもらっているんだからすごいことやらなきゃ」とか、
私はどこかで、このコラボ企画実現は難しいかもとも感じていました。

私の中で「やりたい気持ち」と、一方で「無理かも」という気持ちを持ち合わせつつ、そんな思いを秘め、石井さんへコラボ企画のことを持ち出してみると、二つ返事で「やろやろー!」と。

なんと軽やか!

石井さんの軽やかさに勝手に色んな意味をつけて大変なことをしようとしていたのは自分だったんだなぁと、気づかせていただきました。

そしてそこから、

「こどもたちがチャレンジする場にしたいなぁ」
「祝日だから子どもがお母さんに夕食を作って、お母さんは夕食準備しないでおいしいごはんが食べられる。子どもはお母さんに喜んでもらうっていう貢献を体験するのは、どうかな?」
「まだまだ自分(親)の手がかかると思っていた子どもたちが、思ってる以上に出来ることがある。子どもの可能性を見る機会になったらいいよね」などなど

石井さんとさわだんちの事務局メンバーでどんな場を創っていきたいか
会話を重ねていきました。

そしてその会話がカタチになったのがこちら↓

このチラシから色々な触発が生まれました。
長女の通っている学童保育の児童館館長へチラシ配架のご依頼をしたところ、これまた2つ返事であっさりOK。

しかもノリノリで、
「児童館でやってる子育てサロンでも周知しよう!」
「来週には児童館のお祭りがあるからそこでも周知しよう!」
「お母さん、めっちゃいいことやってるから個人的にも知り合いに声かけさせて!」と、
学童保育の職員さんをも巻き込み、学童保育全体でご案内してくださいました。

その他、繋がりが繋がりを呼び、開催当日3日前には札幌近隣の市町村から
「副市長、教育長と商工観光課長が市の事業の参考にしたい」と見学のお問い合わせもありました。
自分の意図を言葉にして生きてきたことがこのような形でまちづくりに関われたような気がして、
とても嬉しくなりました。

もうまだ開催もしていない準備段階からワクワクしっぱなしです。

そして開催当日。
蓋を開けてみると、就学前のお子さんを対象とした午前中はキャンセル待ちが出るほどの満員御礼。

石井さんが調理を始めると、こどもたちがキラッキラと真剣な眼差しで石井さんのお話を聞く姿が印象的でした。
味見して塩を足す、足さないも自分次第。

そうやって自分の感覚と健康を子ども自ら創っていく。
そんな場面に立ち会えた午前の部でした。

午後の部は就学児対象。一部、未就学児だけど年長さんで自分で参加したい!と参加を決めて、参加くださったお子さんもいらっしゃいました。
午後の部は子供たちだけで、スープカレーを作りました。

自分でやる!と決めた子どもたちはパワフルで、包丁だって怖くない。
しっかりと石井さんが安全に包丁の使い方を教えてくださり、それを知ったらやりたくてしかたない子どもたち。

見てる親はどうしても
「うわぁー、大丈夫?手を切らない?」とハラハラ、ドキドキ!
子どもたちにとってはそんな親の気持ちなんてなんのその。
躊躇なくスパーン!と食材を切る姿は勇ましく、誇らしかったです。

そんな子どもたちの姿をみていたら、親のパラダイム(知らず知らずのうちにできている価値観の枠のようなもの)で、
「どれだけ子どもは何も出来ないとして見ていたんだろう。」と自分のパラダイムに直面したと同時に、
そこには子どもは大人と同じように、いや、それ以上に出来ることやれることがある可能があることも、みせてくれました。
(※パラダイムはCTN(コミュニケーショントレーニングネットワーク®️)連続講座で主に扱う内容です。)

調理をするペアは初めて同士の子どもたち。
なのに「スープカレーを作る」というシンプルな意図のもと、
「私はこれやる!」「じゃあ私はこれをやる」
「一人で出来ない」と誰かが言葉にしたら一緒にやる。

と、初めてとは思えないほどのパートナーシップがそこには創られ、
完成して試食するころには子どもたちはとっても仲良しになっていました。

講師である石井さんからは
「大人は口と手よりも目と耳を使って」
と、よくおっしゃっていました。

この大人のあり方が、子どもの自分からの「やりたい!」という気持ちを引き出し、行動へと繋がる。
まさに「子どもの自立を創り出す一歩」を目の前で見せ、体感もさせていただきました。
当日は私も参加者の立場から親子で参加させていただいていたのですが、色々な思い、感覚、イメージも湧いてきて

「気をつけてきたつもりだけど、子どもを大人の都合のいいように手出し口出しして関わっていたかも」という気づきがありました。
今回のこどもキッチンとさわだんちのコラボ企画を実施した結果を振り返ってみると、
「目の前で奇跡が起きている。」しかも連続して起き続けていると感じました。
その奇跡と私が感じたこと・・・

・今回の企画に興味を持ち、ご縁があって初めて参加くださる親子がいたこと
・ご案内に多くの協力者が現れたこと
・予想もしなかった近隣市町村からの見学の依頼
・まだまだ手のかかると思っていた子どもがやりたい気持ちから料理のプロセス、1つ1つを経る度に「出来た!」という達成感が得られたこと
・子どもが物怖じせずにどんどんチャレンジしていく姿に成長を感じることが出来たこと
・そしてその子どもの姿に親が力付けられていること
なとなど・・・

いや、これは奇跡なんかじゃなくて、そういう場を創りたいと意図して言葉してきたからです。

こうやって、自分のやりたいことを口に出したことや、ドキドキしながらもそれを相手に伝えてみたこと、周囲の様々な方まで動き出してくれて、当日素晴らしく子供たちが料理を通して様々なこと成し遂げてくれたこと、これって、すべてコミュニケーションから起きています。

このコラボ企画で創り出された結果から自分の創りたい世界がこういう形で貢献できたことは、
甲斐でしかありません。
そして、参加者の皆さん、石井さん、さわだんち事務局メンバーとこういう場を創れたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

これからのさわだんちはますますコミュニケーションによって進化(深化)していきます。

さわだんち×こどもキッチンみたいに、
さわだんち×○○というコラボの可能はたくさんあります。

さわだんちの「家族や親子の生き生きが地域社会の生き生きを創る」の意図と

ご一緒くださる方がいたらこれほど嬉しいものはありません。

 

どこでご一緒できる方に巡り会えるかはわかりません。

でも、こうして意図ややりたいことを常に口にしてきたからこそ、

創ってきた未来だということを実感しています。

 

これからも「あんなことやりたーい!」「この人とコラボしたい!」と、

やりたいことを口にして未来を創っていきます。
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