会社では、すっきりした状態で仕事に取り組むことが可能になり、結果も出ています。また、いつも喧嘩になる父親とのコミュニケーションも劇的に変わり、同じ方向に向かって活動しています。
会社の同じ部署の人から誘われたのがきっかけ
製薬会社の営業部門の研修部で働いていたころに、営業マン向けの研修プログラムを作成する仕事をすることになりました。
そこでは、コーチングをベースにして研修プログラムを作成しており、たまたま同じ部署の人がコミュニケーショントレーニングネットワーク®の連続講座完了生だったので、体験講座のお誘いを受けました。
私自身、社内の研修プログラムを作成する上では、コーチングに関する知識は業務上も絶対に必要だと思い、体験講座に参加することにしました。
コーチング知識を教えてもらうのではなく、実践する講座と気づく
体験講座参加後に、そのまま連続講座に申し込みました。その時は、「コーチング知識を教えてもらって仕事の研修プログラム作成の参考にしよう」という単純な考えでした。
しかし連続講座に通い始めても、いっこうにコーチング知識を教えてくれませんでした。そこで初めて「あっ、これはスキルを知識で教えてもらうのではなく、コミュニケーションセンスを体感して実践していく講座なんだ」と気づきました。
連続講座で実践するコミュニケーションセンスは、「自分が知っていたコーチング知識とは全く違う」ものでした。そこから私の実生活でのコミュニケーションセンスの探究が始まりました。
コミュニケーションセンスを実践することで仕事の進め方が非常に効率的になりました
コミュニケーショントレーニングネットワーク®には著作権がありますので、当然のことながら、私の所属する会社の研修プログラム作成に際して連続講座の内容を取り入れることはできません。
しかし、私自身、このコミュニケーションセンスを実践することで、会社の仕事をとても楽に進められていることに気づきました。
それまでは、他人に言われる言葉に対して「カチン」と頭にきたり、傷つくこともあったりで、長々と心に引っかかってストレスに感じていることがありました。
しかし、コミュニケーションセンスを活用することによって、私自身いちいち悩むことがなくなり、スッキリした状態で仕事に取り組めるようになりました。
さらには、相手との会話や社内会議の時間がグンと短くなり、相手もやる気を出してくれるので、これまでの仕事のやり方よりも結果が良い方にガラッと変わりました。
話すといつも喧嘩する父親との間に劇的な変化が
家族においても大きな変化がありました。これまで何十年間も、実家の父親とは喧嘩ばかりする仲でした。私は父親のあらゆる行動が目に付き、「それは違うだろう、俺はこう思う」という言い争いをずっと続けてしまうのです。
しかし、そのような言い争いが、コミュニケーションセンスを使って会話をすることで無くなりました。父親との会話の終わりには、父親も私も対立することがなく、共通の未来の目標に向かって会話することができるようになりました。「このコミュニケーションセンスってすごいかも!」と思った瞬間でした。
父親と私で協力しながら「石鹸教室」を世に広めています
父親は現役のころ石鹸工場で石鹸の研究・製造業務を行っていました。今でもその技術を持っていますので、私は連続講座に通っているときに「父の作った石鹸を月に1万個売れる仕組みを作る」とコミットメントしました。
コミュニケーショントレーニングネットワーク®のパートナーたちにもコミットメントを持ち出し、たくさん会話をする中で、私の甥っ子と父がキッチンで手作りで透明石鹸を作った話題になりました。あるパートナーが「それをやってみたい」と言ってくれ、そこから「キッチンで1時間でできる親子手作り透明石鹸教室」が実現しました。
そのための準備や当日の父親の様子を見ていると、それまで自宅で見ていた父とは全く違った父でした。私は今まで、父を頑固な人として扱っていましたが、そうではなく「技術者としてできる父」が私の前に現われました。
その後は、自然と父親を「できる人」と扱ってコミュニケーションを取るようになりました。そうすると、父親がさらにパワフルに行動し始め、物事がどんどん進むようになりました。
今では父親は「石鹸博士」として小学校の放課後教室などで化学の面白さを伝えたり、石鹸にまつわる様々な活動を行うようになっています。
私自身も自分の仕事以外に、父親と一緒に「父親の作った石鹸を月に1万個売れる仕組み」を作ることを目標にして、父親と一緒にやり甲斐を持って活動しています。
仕事、子育て、家族関係、人間関係で悩んでいる方へ
このコミュニケーショントレーニングネットワーク®の講座は、あらゆる人に体験してもらいたいです。
特に仕事、子育て、家族関係、人間関係などで「しんどいな~」「しょせんこんなものかな~」と人生を少しでもネガティブに捉えてしまっている人がこのコミュニケーションセンスを掴んでしまえば、人生が変わると私は思います。いま見えている世界が変わります。
このコミュニケーションセンスを言葉で説明しようとすると、聴く人のパラダイム(価値観の枠組み)※注釈の中でしか情報を処理できないと思うので、伝わらないと思っています。
ですので、実際に講座で体験をしていただくしかないと思います。ご自身の想像を超えた世界を「見てみたい」と思う方は、ぜひ体験講座に参加してみてください。
※注釈
パラダイム(価値観の枠組み):「決めたつもりも、信じたつもりも、検討した覚えもないし、意識したこともないのに、それに基づいて感じたり、考えたり、行動してしまっているもの」 詳しくは体験講座で扱います。