お名前 | 渡辺 京 |
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仕事 | 看護師 |
活動分野 | 医療・福祉 |
「パッチアダムス(映画化されたクラウンドクター)」を日本に呼んじゃいました!
映画『パッチ・アダムス』が1998年に上映され、気にはなっていましたが、初めてDVDで観たのは2002年でした。
この時は、感動し会ってみたいと思いながらも英語が話せないし、アメリカは広すぎると、全て無かったことにしていました。が、数日後新聞でパッチの来日を知り、4ヶ月後に講演会に参加し、クラウンの活動を初めて知り感動し号泣、彼に同行できるツアーがある事を知り、行かないと後悔するという思いだけで、英語が話せないのに3ヶ月後にはパッチアダムスクラウンツアーに参加するためロシアへ行きました。
それまで日本人はお利口だから参加はしないだろうと思い込んでいたパッチにとって、私を含め日本人3人がロシアまで行ったことが衝撃だったようです。
それからパッチとは年に1〜2回会う機会があり、パッチだけでなく、パッチと共に世界中を回っているイタリア人クラウンとも親しくなり、日本でクラウンの活動を知ってもらうためイタリア人の女性クラウンの力を借りて、日本で彼女のクラウンのワークショップのコーディネートをしました。
そして2008年に、パッチはもちろん、たくさんの方の協力で、ついに世界中で行われているクラウンツアーを日本で初めて開催することが出来たのです。
その翌年は、また参加者としてペルーでのクラウンツアーに参加しました。その時50人前後の参加者との最後のシェア会で彼が言ってくれたことは『彼女(私)は私(パッチ)にとって宇宙人的存在だ。英語もあまり喋れないので(片言なので)彼女が何度もツアーに参加し僕の前に現れるが、本当の理由がわからない』と言って、笑いをとってくれました。
彼は私のことがわからないと言いながらも、私達の間には言葉がなくても、彼が信頼してくれていることを実感できるので、日本での初のクラウンツアーが出来たのだと思います。私にとっての最高の褒め言葉でした。