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2019年02月20日

大嫌いな同僚とのパートナーシップが芽生えた瞬間

CTNブログ仕事、ビジネス、経営、組織づくり

CTN(コミュニケーショントレーニングネットワーク®)講師のペホスです。

 

わたしは、「パートナーシップ×組織活性化」のコーチ&講師として、

企業研修やコーチングセッションを提供しています。

 

友達、恋人、夫婦、親子、職場の同僚・部下・上司、趣味でつながる仲間など、

人間関係ってうまくいくこともあれば、そうじゃないこともありますよね。

 

特に同じ職場にいる大嫌いな人や苦手な人との関係で頭を抱えたり、

一緒に仕事したくないと思い悩んだりすると、

仕事にいくこと自体が辛くなったりして、かなりのストレスになります。

 

かく言うわたしも、かつての職場(しかも同じチーム)に、

大嫌いな人(Aさん)がいたんです^^;;;

 

大嫌いというか、まぁ、ことあるごとにケンカ腰だから、イライラしてたんですよ。

最初のうちは、理解しようと頑張ってみたんですが、半年くらい経過したあたりから、

Aさんと顔をあわせるのもイヤになってきて、仕事は好きだけど、

職場を辞めようかと真剣に悩んだ時期もありました。

 

Aさんは、昨日と今日で言うことはコロコロ変わるし、

自分が気に入らないことがあると部屋を出て行くし、

「もう、大人としてどうなのよ!」と思うくらいやりにくい人です。

こんな人とパートナーシップなんて組めるわけないでしょう?

その時のわたしにしたら、パートナーシップが組めて、

わかり合える可能性なんて見いだすことができませんでした。

 

そんなAさんとの関係に悩んでいた頃に、

まったく別のテーマでコーチと契約していたんです。

 

ところが、そのコーチングセッションの中で、

Aさんの存在が自分の前進にブレーキをかける存在になっていることが

明らかになってきたので、Aさんとの関係を扱うことにしました。

正直、「めんどくさいなぁ」という思いと、

「これを機会に違いを創りたい」という思いが入り混ざっていましたが、

コーチに出された宿題に取り組んでみることにしました。

 

そうすると、な、な、なんと!

怒鳴り合いのケンカが、たった1日で消え失せたんです!

「ほんまかいな!」と思うかもしれませんが、ほんまなんです(笑)

 

もうね、昨日までケンカ腰だったAさんから、

「あのさ、相談があるんだけど…」って

相談を持ちかけてくるようになったんだから、

もう鳥肌もたつし、ちょっと嬉しくて涙も出てくるくらい、

世界が変わったんですよね。

 

つまり、その日以降、大嫌いだったAさんとの間に、

安心で安全に、何でも言えて、何でも聞けるパートナーシップを

創作することができたんです。

 

「え?何をしたらそうなったの?」と思いますよね?

Aさんって、上から目線だし、言い方もえらそうだし、感情的にものを言ってくるから、

どうしてもその表面的な態度や表情や言葉づかいに引っかかっていました。

 

コーチから出された宿題は、

「Aさんの表面的な言い方とかに縛られず、Aさんの話をしっかり聴いてくる」という、

ありきたりなものではありませんでした。

 

出されたのは、「Aさんの言葉の意図に耳を傾けて」という宿題でした。

 

「Aさんが感情をあらわにしてでもぺさんに伝えたい、ぺさんにわかってもらいたいと、

心の底から願っていることは、いったいなんなのか? Aさんが言葉にはしていないかも

しれないけれど、その仕事をどういう方向性で進めたいのか、

何を重視しているのかということに耳を傾けるように」と言われたのです。

 

あわせて、

「もちろん、言い方に腹を立てたり、イライラしたりするかもしれないけれど、

そういう反応は起きてもいいから、その反応に基づかずに、

Aさんの意図に耳を傾けてみてね」と、ちょっとしたコツも伝えていただきました。

 

やれるかなぁと半信半疑でしたけど、このコツがとても機能しました。

 

ケンカ腰の会話になる相手なんですから、

「腹をたてちゃだめ」「イライラしちゃだめ」といわれてしまったら、

逆に自分が感情にまみれてしまったかもしれませんが、コーチが、

「それはあっていい」と言ってくれたことで、肩の力を抜いて、

「結局、Aさんは何を大切にしたいんだろう? 何を僕にわかってもらいたいんだろう?」と

耳を傾けることができるようになりました。

 

振り返ってみれば、要するに何が変わったかと言えば、

「しっかりニュートラルにAさんの話を聴くようになった」ということ

なんですけどね(笑)

 

「話が聴けない相手の話をしっかり聴いて」というアドバイスだったら、

パラダイム(※)を刺激されて、ますます話が聴けないということを

引き起こしかねないところだったかもしれません。

 

この時は、コーチから、

「Aさんの意図に耳を傾ける」「イライラした反応はあっていい」と、

一見すると関係ないようなところに照準を合わせてもらえたおかげで、

自分一人では違いをつくれなかったかもしれないコミュニケーションに、

大きな違いをつくることができました。

 

その時のコーチには、いまも感謝しています。

 

※パラダイム・・・価値観の枠組み。

詳しくは、「パラダイムシフトコミュニケーションの連続講座®」で扱います。

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