小学生から高校生まで行なわれている合唱の全国大会Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)。
全国大会前にはいくつかの学校が密着されて番組がつくられるなど、高校野球のように情熱をかけている子どもが全国にたくさんいます。
コミュニケーショントレーニングネットワークの体験講座・連続講座を受けられた馬場さんが、この度の記事を書いてくださいました。
パラダイムシフトのセンスをフル活用して手に入れた結果のご紹介です。

 

◆「全国大会に出場する合唱団を支える父親として立場を取る」

私の娘は小学校の合唱団に入っています。
その合唱団は神奈川県大会では数年連続で1位を獲得している強豪校です。
ただ、関東甲信越の大会では入賞はするものの、85年間続く歴史ある大会Nコンで全国大会には行けたことがありません。

昨年度も県大会で優勝したのですが、関東甲信越大会止まりでした。
娘を含め子どもたちの悔し涙を流している姿を見て、次のこの舞台に立つときにはみんなで喜ぶ姿を見たいと感じていました。

 

こうした中で、私は偶然体験講座(このときのテーマは「パラダイムと真の責任とは」)に参加し、
『川崎市の小学校からは全国大会に行けないパラダイム』があるのかもと思い至りました。
(パラダイムとは価値観の枠組みで、この場面でのパラダイムとは、あることを達成する全てのものが揃っていたとしても最終的にその達成を止めてしまう枠組みのことを意味しています)

あわせて「立場を取る」というセンスに触れ、その場で私は
「全国大会に出場する合唱団を支える父親として立場を取る」と宣言しました。
(立場をとる:パラダイムエッセンスコースで扱う内容。義務感などからではなく、自分で自由にとる責任のこと)

 

◆意図を明確にする

その後連続講座に参加したのですが、講座で自分自身の『意図の探究』をしたところ
「娘が熱中していること(合唱)を愉しみながら、軽やかに結果を出して(全国大会に出場する)、子どもと家族の一生の趣味としていく」
と意図が明確になりました。そしてこの意図を達成する父親として立場を取りました。
(私は合唱経験がないので、聴く方です)

 

◆意図が明確になると行動が変わり・結果が生まれる

立場をとる前の私は土日練習の朝の開門待ちには遠くから見ているだけでした。しかし、「合唱団を支える父親」としての立場をとった私は、合唱団の子どもたちに笑顔で挨拶をして仲の良い雰囲気を一緒に味わいました。

また、大会で歌う曲のテーマ(恐竜)のDVDを購入・提供することで合唱団の全員と恐竜のイメージを共有しました。ホールの練習で先生が指導した内容をすべて議事録として取り、合唱団全員で文字に起こした指導内容を復習しました。

すると協力者が現れ始めました!
これまでは一人の先生に合唱団全員を見ていただいていたのですが、先生の後輩の若い指導者の方も来てくれるようになりました。さらに例年は年1回であった校外のホール練習ですが、ホール設立の関係者の計らいで年4回できるようにしていただくことに。
環境が確実に変わりました。

そんな中、今年度の大会でも無事に県大会を勝ち抜き、関東甲信越の大会の出場権を獲得しました。

◆立場をとり続け、パラダイムシフトが起こり全国大会へ!

その後も立場をとり、意図にかなう行動を続けました。
すると!
県大会からの1ヶ月の間の練習の出来映えから、先生や合唱団の子どもたちに、練習を見る保護者たちに
「今年は全国に行けるかも」
というパラダイムシフトの波が広がっていきました。

そして、今年度は見事に関東甲信越の大会を勝ち抜き、全国大会の初出場を決めました。

 

◆新しい立場で銅賞(全国3位)に

そこで私は
「全国の人を感動させる日本一の合唱団を支える父親」
として新しく立場を取りました。

それ以降、
合唱団を支える保護者のネットワークが自然と広がり
今まで希薄だったお父さん通しのネットワークができ
さらに多くの合唱団を支える保護者たちが現れました。

全国大会では、練習の成果を存分に発揮する子どもらしい歌声で感動を生み出しました。

そして子どもたちは銅賞(全国3位)という結果を軽やかに出しました。
立場を取ったことで大きな結果を手にすることができました。

表彰式では合唱団の子どもたちや先生を始め、協力していただいた方々、支え合ってくれた保護者たちや関係者全員に感謝の思いでいっぱいになりました。

これからも「日本一になる合唱団を支える父親」として立場をとり続けます。

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