コミュニケーションって面白な~と思い、CTN(コミュニケショントレーニングネットワーク®)でのトレーニングを続けてきて、気付けば10年以上経った、秋田倫子です。

以前勤めていた職場で、隣の係の職員から、私への不満が書かれたメールを受けとったことがあります。

 

 

その職員は、私の仕事ぶりで気に入らなかったことへの不満をメールで伝えてきました。

しかも、そのメールは私だけではなく、私の上司や同僚、部下にまでBCC(非表示の写し)で送信されていました。(BCCでいろんな人に同じメールが送られていたことは、上司や部下が私に教えてくれて知りました。)

 

メールを受け取った時は、とても悲しくなり、腹が立ち、恥ずかしくもなり、色んな感情が湧き出て、大きなストレスを感じました。

しばらくは仕事が手につかず、単純な事務処理も、何かを判断することもできなくなっていました。

ホントに私自身に非があったかどうかすら考えることもできず、下を向いて、自分の悪かった点が何かをグルグル、グルグル考えていました。

 

ふと、「私、今、混乱している。いつもの状態じゃない!」と気づき、まずは、顔を上げてみることにしました。

 

少し周りが見えるようになり、次に、採用1年目の部下に目が行きました。

 

すると、このメールを受け取った部下のことが気になり始めました。

勤めてまだ1年経たない中、このようなメールを受け取って、仕事のことや職場のことをどう感じるだろう。
職場ってこんなもんか、とか、
不満を直接本人に伝えず、関係ない人を巻き込んで伝えるコミュニケーションもありか、とか
思われたくない!!

と思った途端、私個人のことはさておき、
「部下を持つ上司の立場で、今することは何か」
を考え始めました。

 

そして、まずは、コミュニケーションをしてきた相手としっかり会話をすることから始めようと思い、直接話をしようと、私へ不満のメールを送ってきた職員に返信しました。

この時には、いつもの自分に戻れていました。

 

今思うと、一個人としてではなく、仕事上の上役としての立場に立ったことで、事実だけを受け入れられるようになったんだと思います。

そして、それ以降も、その立場でその職員と接するときは、ストレスを感じることはほとんどありませんでした。

自分の立ち位置を明確にすることで、ストレスを軽減できるんだと実感した体験でした。

 

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