みなさま
こんにちは。
パラダイムシフトコミュニケーション®トレーナー池田光余です。

7月7日七夕の日に地元和歌山県橋本市で『イキイキワクワクを引き出す聴き方講座』~相手が悩み事を自分で解決しちゃうかもなインタビュー体験~の主催をしました。
その場に親子で参加された方に起きたことで、私までイキイキワクワクしちゃった体験をお伝えします。

小学校3年生の男の子は、お母さんと参加してくださいました。
お母さんに誘われて、お友だちと遊ぶ約束もキャンセルし、片道2時間の電車に乗ってきてくれました。
会場に到着したときはムッとした表情で、講座が始まってもやる気や集中力がないような感じで、とても眠そうにしていました。

休憩時間に自ら持参したベイブレード(子どもに人気があるコマ)を見せて、いろいろ話をしてくれていましたが、後半が始まるとマンガを開いて時間を潰していて、ワ-クには入らない様子でした。

途中でペアを組んだスタッフが、彼が口にしているグミについて何気なく、「どんなグミ?」「味は?」「周りはどうなっているの?」など聴いたら、最初は「わかんない」と答えていたのですが、そのあとグミの味を探究し始め、周りだけを食べていました。
スタッフは「私の言った事を聴いていてくれて一生懸命味を調べてくれたんだね」と伝えました。

すると彼が「人の話を聴いているときにわからなくなっちゃう、集中が途切れちゃう」と伝えてくれました。

それまでは、自発的に言葉を発しなかったのですが、自分の事を持ち出し始めてから雰囲気が一変!
話がわからなくなる、途中で集中が途切れてしまうなど、それまで心ここに在らずな状態から、最後まで集中して参加し、
主催の終わりの挨拶まで、背筋を伸ばし、しっかり目の前の相手を見て、話を聴いていました。

帰るときに、私達に見せてくれた笑顔も、来たときとは別人のようでした。
そしてふと見ると、息子さんの様子を気にされていたお母さんの表情も穏やかになっていました。

実は講座を受けているうちに、お母さんの方にもパラダイムシフトが起きていました。
「講師の方をしっかり向いてノートをとりながら受けるのが正しい受講の仕方」というパラダイム※がはずれ、途中、最前列でマンガを読みだした息子さんにも、イライラすることなくこの空間にいるだけでOK、と思えたのです。

帰り道、息子さんがお母さんに、
「箱の話が面白かった」
「僕の横にいてくれた女の人がすごく優しかった」
「お菓子いっぱいもらって今日は最高な一日だった!」
箱(=パラダイム)の話は、講座前半に伝えたもので、やる気や集中力がないように見えていたけれど、講座が始まったばかりの時の話も、しっかりと聴いていたのです。
そうやって、彼が感じていたいろんなことを、ニコニコしながら話してくました。

今までのお母さんは、息子さんに何かあると、不安で心配でとりあえずどうにかしようと動いてきました。
そして、今回の講座後、「(息子と)空間に一緒にいるだけでも意味があったんだなぁ」と、お母さん自身もシフトされたのです。

後日、息子さんが宿題をしながら「もう全然わかれへん」と泣いているのを、講座でお伝えした聴き方で聴くと、「わからない。そして、やってみる」と自分で宿題をやり始めたそうです。
更にお母さん自身も、今までやろう、やろうと思いながらも、なかなか取り組めず、ずっと後回しにしてきたことに対し「失敗することに不安がある。そして、ただやる」となって軽やかにやれちゃったそうです。

他には、小学生4年生と幼稚園児のご兄弟が、お父さん、お母さんと一緒に参加してくれていました。

お兄ちゃんの方は、ノートにしっかり講師が話したことや、ホワイトボードに書いたことを板書していました。
そのお兄ちゃんと私がペアを組んで、ワークをしたのですが、ワークが始まるとすごく困った表情になり、お母さんやお父さんをチラチラ見ていました。
それでも、ワークから逃げずに、取り組まれていました。

講座日が七夕ということもあり、講師から、短冊に願い事を書く、という指示があり「猫を飼いたい」と書いていました。
私は「あ~ペットに猫が欲しいのね~」と思いましたが、この講座でお伝えする聴き方は、聴き手に湧いたことは横に置いて、「ただ聴く」ことがポイントです。

インタビューを続けると「(自分が飼っている猫に)言うことを聞かせて、学校の近くにいる猫と仲良くさせる」と出てきました。
そして次に、「イライラしている友達の話を聴いてあげたい」 が出てきました。

『イキイキワクワクを引き出す聴き方』をしていたら「支配したい」から「貢献したい」に彼の立ち位置がシフトしました。

弟さんの方は、お父さんとお兄ちゃんにべったりくっついて、講座中もワークには取り組まず、寝たり、お兄ちゃんにじゃれたりしていました。
そして講座終了後、設置していたゴミ袋を持って帰ろうとしていたので、 お菓子と間違えてるかもと思い、「それゴミだよ」と声を掛けると、 「うん。持って帰ろうと思う。お菓子をたくさんもらったから」と、ご両親に言われたわけでもなく、自己決定からの行動でした。

お父さんやお兄ちゃんからも、いつの間にか離れて行動していました。

後日、お母さんから
「最近、お兄ちゃんとのコミュニケーションがうまく行かず、何かとトラブル続きなので、
相談に行った先の先生の言葉が、講座後には、いつもと違う受け止め方ができ、
夫と私たちは子どもに対して、まだまだ機能していない聴き方になっていることに気づきました。
明日からどう過ごしていくかなど、今までにない会話のパターンになり、嬉しかったです。
話の聴き方も変わってきたように思いました」
というお話を聴かせていただきました。

そして、お兄ちゃんは、先生やお友達に講座で聴いた話を、
「伝えるのは難しい。そして、どうしたら、うまく伝えられるかを探究しながら伝える」
ことをしてくれているそうです。

3時間のうち休憩時間は15分だけの講座で、小学校の1教科授業時間を遥かに超える中、 一見、寝たり遊んだり、集中せず話を聴いていない態度をとったりしていた3人でしたが、しっかり講座に参加し、コミュニケーションのセンスを掴んで、いつの間にやら軽やかにシフトしていたようです。

主催をさせていただき、子どもの持つ可能性や存在の大きさを改めて実感し、更にコミュニケーションを扱う深さに驚かされる体験をさせていただきました。

※パラダイム…価値観の枠組み。詳しくは、
「パラダイムシフトコミュニケーション連続講座®」で扱います。

 

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