こんにちは。
コミュニケーショントレーニング東京主催・講師の川上です。

現在、フリーランスで企業と契約し、人事として新卒採用に取り組むとともに、
「日本の職場を働きがいのある場所にする」を意図して講師としても活動しています。


フリーランスとして独立したのが1年5ヶ月前。

独立当初は、新しい環境でやりたいことのために独立をしましたが、
なかなかクライアントがつくれず、収入も得られない。
「本当にこれでいいのか?やっぱり独立するなんて無理だったのかも、、」と
迷っていました。

生活費も足りなくなって両親に借りていました。
こちらから言わなくても、お金を振り込んでくれる両親。
私は、両親から自立できていない自分を自覚しながら、なんとかその状況を突破したい、ともがいていました。

自分の意志で決めたはずなのになかなか結果が出ないことに焦りもありつつ、
ここに取り組み観察する中で、いまだに「過去に両親から言われたこと」に影響を受けていることに気づきました。

・勉強ばかりできてもダメで、人として生活力をちゃんと身につけないといけない
・お金を持ちすぎるのもよくない
・会社に入っていた方が安定して暮らせるから、早く就職したほうがいい

こうした言葉から、
どこかで「今はたまたま会社に所属していないだけ。いずれは生活が続かなくなって就職する」「独立したけどお金もそんなに入ってこないだろう」という自分を生きていました。

環境や働き方が新しくなった中で、自分自身も過去に影響されず新しい自分として生き始めたい。
家族と遠慮なく一緒にいられる関係をつくりたいし、仕事や生活をもっとずっと前進することに繋げたい。
そんな思いから、私は両親との間の過去を扱うために、両親と会話する時間を持つことにしました。

会話をする中で、
「『貴之(私)は頭がいいから、言ってることが私には理解できない』と言われて、理解しようとしてくれなかったことがとても悲しかった」
「大学を選ぶ時に大反対されて、『なんで応援してくれないの??』って悲しかった」などと、
自分自身が愛されていなかったように感じていること、
過去に伝えられた言葉について当時は持ち出せなかった気持ち、
このまま行くと家族に微妙な隙間を残して、生きていくことが悲しいこと、
が自分の中で話したいこととして出てきて、それも全て両親に伝えました。

父も母も、突然こんな話を切り出されたことに最初は驚いていました。
まさか息子がそんなことを考えていたとは思ってもいなかったようで、
途中で私から話をしている時に「でも貴之も壁を作っていた」「もっと安全に目指せるところがあると思っていただけで応援してないわけじゃなかった」
と言い返されて、時には言い合いになる場面もありました。

ですが、その都度ヒートアップしている自分に気づき、
「家族と遠慮なく一緒にいられる関係をつくりたいし、仕事や生活をもっとずっと前進することに繋げたい」というところに立ち戻って、両親の話も聴きながら会話を続けたところ、
最終的には、自分の中にあることを全て両親に伝えることができ、両親もそれを聴いてくれました。
そして、父も母も自分の中にある本音を持ち出してくれました。

「子育てのことは完全に手が離れていると思っていたけど、どこかで貴之のことを一人前の大人として見てなかったのかも。」
という母親の言葉。

「正直、会社を辞めるとなったときには『もっと準備してから辞めたほうがいいんじゃないか』と思っていた。
でも貴之にやりたいことがあって取り組んでいることだろうから応援しとるよ。」
という父親の言葉。

これらを聴いて、
「ああ、自分は親に頼りっぱなしで、何でもしてくれる存在としていて、
こんなにも親の本当の気持ちや姿を見ようとすらしてなかったんだ」
と、親に依存していた自分・全くみえていなかった自分自身に愕然としました。

そこから、「もう両親に依存せず、自分でやっていってもいいかも」という思いが出てきて、
お金の話も、「いつまで必要なお金をいくら借りて、それ以降はお金を借りない。お金が無くなっても自分で何とかする」
と、あらためて両親と約束をしました。

また、最後には両親2人ともに、
「ほんとにいい家族だし、愛しているよ」と私から伝えることができて、
こっ恥ずかしさがありつつ、温かさに包まれた両親との時間とコミュニケーションでした。

 

この翌日、仕事で少しだけやり取りをしていた方と久しぶりに電話で会話をすることになり、
これまでのやり取りとは違って、こちらの近況報告をしつつ「自分はこんなことをやりたいんだ」と1時間近く話す場になりました。
しっかりと話を聴いてくれて「川上がそういう想いをもってやってるなら、こんな仕事あるけどやってみる?いい経験できるチャンスやと思うよ」と、新しい仕事を頂けてびっくりでした。

自分の中にあったわだかまりを扱うことで、
両親・家族との関係がグッといい方向にシフトし、自分自身が「もう親に依存しなくてもいいかも」と新しい自分になれました。
そして、そのタイミングで、やりたいことにかなう仕事を手に入れました。