徳山和宏です。

CTNのコーチング講座卒業生(仮名Bさん、40代男性、会社員)
の体験談を紹介します。

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うちは、私と妻、中学2年の長男、小学6年の次男、3歳の娘の5人家族です。

私は、全国を転々と異動する転勤族会社員です。
現在、福岡在住ですが、家族を持ってから異動した回数は実に8回!
その間、単身赴任することなく家族は帯同してきてくれました。

長男は福井で、次男は釧路、長女は熊本で生まれました。
長男、次男は小学校の転校が4回と、
学年が上がるたびに引っ越しをする状況でした。

私は環境が変わるたびに、その土地での仕事を軌道に乗せることに必死で、
平日は朝から晩まで仕事三昧、
週末は疲れて昼まで寝ているような典型的な(?)モーレツサラリーマンでした。

そんな中、会社内での役割が変わり、
自分の組織を持つ機会をもらったのが2013年10月の熊本異動の時でした。

人をマネジメントする原理・原則を学びたくて、
福岡で開催される日経ビジネス社の課長塾に参加しました。
ここで学んだ内容は、組織を率いるのに参考となる刺激的なことばかりで、
自分の成長も感じられ、とても満足していました。

でも、それらを全てひっくり返すようなとんでもない衝撃に出会ったのです。
課長塾の最終回、岸英光コーチの講座です。

・自分が持っているパラダイムが今までの自分を作っている!?
・どんなに素晴らしいスキルを身につけても、パラダイムが前進を阻害する!?
・パラダイムがシフトすると、ありえない結果につながる!?
・もしかしたら、組織メンバーの成果につなげるのはマネジメントではなく、
パラダイムシフトを起こす関わり方ではないか!?

こんなこと今まで目にしたことも聞いたこともなく、激しく価値観を揺さぶられました。

ここがターニングポイントだと感じ、
このセンスをもっと学びたい、深めたいと思ったので、
CTN(コミュニケーショントレーニング九州)の
コーチング講座に参加することにしました。
この講座で、自分自身の今までの「あり方」や「意図」が不明確だったことで、
周りの人とのコミュニケーションに影響が出ていたことに気づきました。

「えっ!?上手く行かなかった現実は、俺が創っていたことなのか!?」
上手くいかなかったことを、周りの環境や他人のせいにしていた自分に気づきました。

そんな私だったので、
家庭においても、子ども達との関係は上手く行くはずもなく、しかも、
それを、仕事の忙しさを理由に見ないようにしていたのです。
今までの自分はいかに自分勝手だったのかを実感し、愕然としました。


特に長男に対して、良かれと思って
「ああしろ、こうしろ」と一方的に指示・命令していたことは、
彼をコントロールしようしていただけで、彼の重荷になっていたようですし、
彼の意見などは聴いているふりして、私の都合で押さえつけていました。

例えば、長男は、バスケットボールをやっていたのですが、
これは、私が学生時代にバスケットボールをしていたこともあって、
一緒にできると楽しいだろうと私の勝手な思いで長男をクラブに入部させたものです。
心優しい長男は義務感でバスケをやっていました。
転校を機会にバスケットボールから離れてしまいました。

長男は自分を良く見せようと無理していたことと度重なる転校で、
精神的な余裕がなく、安らぐ場もない状態に陥っていました。
私は、大きな間違いを犯していたことに気づき、
今まで向き合っていなかった長男に向き合うことにしました。

私は、長男に対して、
「ちゃんと見ているよ。応援しているよ」という立ち位置から
言葉をかけるようにしました。

その変化に妻が気づき、
長男や、家族との関わりについて話し合うようになりました。
どうやら、それまでの私は、
家族にとって恐怖の存在でしかなかったようでした・・・(反省)

徐々に長男は今まであまり表に出さなかった自分の感情を語るようになりました。
「僕は中学受験しない。」
「もう転校はしたくない。」
など、自分の中にあるものを言葉に出せるようになりました。
その中で彼は興味を持つものに出会うことができました。

テニスです。小学6年からテニススクールに通うようになり、
メキメキと上達し、自信を持つようになったようでした。

そんな彼が、小学6年の3学期に
「プロ選手になりたいから海外留学する!」
と宣言してきました。

彼が、ここまでハッキリと自分の将来について意見を言うことは初めてだったので、
私にとって感慨深いものがありました。
そして中学1年の3学期の1月24日、彼はオーストラリアに旅立ちました。

当日、東京出張中だった私は、
福岡空港から一人で移動してきた彼と羽田空港で待ち合わせ、一緒に食事をしました。
緊張した様子ではあったものの晴れやかな顔つきでした。
羽田空港で見送った際も後ろを振り返ることなく、大きな希望と共に一人で旅立っていきました。

今、中学2年になった彼はオーストラリアでテニスに没頭しています。
先日7月初めに冬休みで短期間帰国した彼は背が大きく伸び、
見違えるようにたくましくなっていました。

向こうの生活も大変だけども充実しているようです。
どんな未来が彼に待っているかは分かりませんが、変わらず応援し続けたいと思っています。

組織のマネジメントを学びたくて課長塾に参加したのですが、
その結果、得られたものは、父親としてのあり方と、家族関係の再構築でした。
予想もしない展開でしたが、実は、自分自身の一番の課題は、ここだったのかもしれません。
(そして、もちろん仕事にも、CTNのコーチングセンスは大いに役立っています)

私自身の「あり方」を探究する機会となった岸コーチ、CTNとの出会いと、
父親になる機会をくれた長男に感謝します。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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